わたし育児ノイローゼ？！映画とかドラマでどんな症状か見られる？

周りに「育児に疲れた」「子供を誰かに預けて出掛けたい」「食事の準備が面倒でやりたくない」など

会えば延々と子育ての愚痴を言い続けている人が周りにいませんか？

それは育児ノイローゼの前兆かもしれません。

育児ノイローゼになるとこんな症状が出る

最近、育児ノイローゼが原因の育児放棄や虐待が問題になっています。

育児にかかわるストレスの影響で精神的に不安定になり、子供に手をあげてしまったり、生きていくのが辛いなどの重い症状に発展してしまうので注意が必要です。

睡眠障害やうつ状態になってしまうので「産後うつ」とも呼ばれ、うつ病に似た症状が現れます。

真面目で完璧主義の人に多いのが特徴です。

突然涙があふれ出したり、神経がとても敏感になります。

小さな出来事でイライラしてしまい子供や家族に当たり散らして、無気力・脱力の日々が続きます。

洗い物が溜まっていたり、洗濯物もたまってしまい異臭がするほどになることもあります。

「こんなに大変な思いをしているのは私だけ」と悲観的になり、夫に対して自己中心的な言動を繰り返してしまいがち。

男性側も奥さんの負担を減らす気配りが必要になりますね。

育児ノイローゼを知るためのホラー映画とドラマ5選！

具体的にどんな状態になってしまうものなのでしょうか？

色々な映画やドラマの題材になっているので、今回は5本おススメをご紹介しますね。

ババドック　暗闇の魔物

公開：2014年

視聴時間：93分

出演：エシー・デイヴィス／ダニエル・ヘンシュオール／ヘイリー・マッケルヒニー

あらすじ：シングルマザーのアメリアは息子サミュエルに絵本を読むことをせがまれます。

彼がどこかから持ってきた飛び出す絵本『ババドック』を読むことになりました。

病気の息子サミュエルを愛するアメリアに忍び寄るのは、ババドックの影……ババドックの正体とは。

タリーと私の秘密の時間

公開：2018年

視聴時間：95分

出演：シャーリーズ・セロン／マッケンジー・デイビス／マーク・デュプラス／ロン・リビングストン／アッシャー・マイルズ・フォーリカ

あらすじ：育児ノイローゼの母親マーロは、夜にだけ現れるベビーシッターのタリーを雇うことにします。

今まで仕事・家事・育児を完璧に一人でこなしてきて人に頼れないマーロ。

しかし、タリーを信頼して徐々に友情を育んでいきます。

KOTOKO

公開：2011年

視聴時間：91分

出演：Cocco／塚本晋也

あらすじ：幼い息子、大二郎を育てる琴子は世界が二つに見えてしまうという現象に悩まされています。

外の世界への恐怖から子供と二人で引きこもって暮らす琴子は育児のストレスから鬱になってしまいます。

大二郎への虐待を疑われ、大二郎は沖縄の姉に預けられることに。

そんな中、歌を口ずさむ姿や声に惹かれたと語る田中と出会います。

思いを伝え続ける彼を受け入れ息子と共に3人で生きようと決意するのですが、彼女の精神はまだ救われていませんでした。

その後も精神を病んでいく琴子と家族の物語です。

真夜中のゆりかご

公開：2015年

視聴時間：115分

出演：ニコライ・コスター＝ワルドウ／ウルリッヒ・トムセン／マリア・ボネビー／ニコライ・リー・カース／リッケ・メイ・アンデルセン

あらすじ：愛する妻と幼い息子の家族で幸せな毎日を送っていた刑事のアンドレアス。

ある日彼は通報を受けて駆けつけた先で、薬物依存のカップルと育児放棄の現場を目の当たりにします。

アンドレアス夫婦はわが子への愛に満ちた生活を送っていましたが、ある日思いがけない悲劇に見舞われて善悪の価値観が揺らいでいき……

鍵のない夢を見る・第五夜「君本家の誘拐」

公開：2013年

視聴時間：52分

出演：広末涼子／ 原田夏希／岡田義徳

あらすじ：君本良枝は大型ショッピングモールの中で半狂乱になっていました。

さっきまで自分が押していたベビーカーと、中に乗っていた娘の咲良が忽然と姿を消してしまったからです。

やっと妊娠できて咲良が産まれてきた時の喜びを忘れ、泣き声に毎日悩まされて咲良を疎ましく感じはじめてしまっていた良枝は、激しく後悔します。

まとめ

5本のラインナップは、いかがでしたか？

娯楽作品なので若干の誇張はあると思いますが、育児ノイローゼの人が周囲からどう見えるか、という部分では参考になりますね。

• 育児ノイローゼの母親は完璧主義な人が多く、神経が過敏になっているので周りのフォロー、特に夫のフォローは必須ですね。
• 映画の中でも、育児放棄や虐待につながり母親自身も壊れていくケースが多く、そのほとんどが誰にも相談できていないことは原因の一つかもしれません。
• 育児ノイローゼを題材にした映画は精神的に少し重い印象を持ちますが、育児の大変さや母親に対する思いやり等を改めて考えさせる作品になっています。