エレンが座標を持つと最悪になる理由は?道の少女ユミルとの関係は?
いよいよ佳境に入ってきた感がある進撃の巨人です。
このブログは進撃の巨人121話まで読んだ人間の考察となります。
(コミックス29巻まで出てますねー)
今回は物語の肝となりそうな「座標」について語りたいと思います。
Contents
座標について
座標とは?
座標とは一言でいえば
「巨人を操る力」
に他なりません。
ミカサがエレンの母を食い殺した巨人に襲われそうになった時にエレンが立ち向かい、
パンチを見舞ったところで座標が発動しました。
結果、巨人を駆逐したかったエレンの意志をついだ
「無垢の巨人」
がエレン達を襲う巨人を食い殺して危機を脱出したことは記憶に新しいですよねぇ。
座標の発動条件は?
「王家の人間」と「始祖の巨人の力を持つもの」が接触することです。
上記でいえばエレンの母を食い殺したのは実は
エレンの父・グリシャの先妻ダイナでした。
ダイナは王家の血を引く人間です。
そしてエレンは「進撃の巨人」の他に「始祖の巨人」の力を持っています。
エレンが父グリシャから「巨人の力」を受け継く直前、
グリシャはレイス家から「始祖の巨人」の力を奪いました。
結果、エレンはグリシャから2つの巨人の力を継承したことになります。
エレンが無垢の巨人ダイナにパンチを見舞ったところで座標が発動しました。
エレンが持つと最悪になる理由は?
ライナーが
「座標がよりによって最悪のやつに渡っちまった」
と言っていますがなぜ最悪なのでしょうか。
それはエレンとライナーが敵対する立場であり、
そして座標によって「地ならし」の力を行使することができるからです。
進撃の巨人の地ならしの条件とは?壁の中の巨人はどう海を渡るの?
詳細は上記ブログに譲りますが、「地ならし」を行使すれば今後50年はエレン達が住むパラディ島は平和が保たれるほどの軍事力を持ちます。
つまり最終兵器的な力を行使する権利を巨人を最も憎むエレンが持っていることが最悪
というようにライナーは言っています。
始祖ユミルとは?
ユミルは何ができる?
そしてここで欠かせないのが始祖ユミルの存在です。
ユミルはエレン達エルディア人の始祖と言われています。
物語に関係あるところでいうと
・エルディア人に巨人の力を与えた。
・エルディア人の記憶を改ざんした。
の2点に関わっています。
エルディア人安楽死計画にも関係する
そして今現在、
・エルディア人から子供を作る能力を奪う。
というところでエレンとグリシャで綱引きをしているところです。
ジークのエルディアの復興とは?安楽死計画と始祖の巨人の関係は?
つまりエルディア人の体の構造から記憶まで何でも操れる能力をユミルは持っています。
座標との関係は?
上記で述べたように
「王家の血を引くもの」「始祖の力を持つもの」
つまり今現在でいえば
ジークとエレンが接触することで座標の力を使うことができます。
(ダイナは上記の通り死んでしまったから)
他にも王家の血を引く人間はヒストリアがいます。
そして座標の中にいる「道の少女ユミル」に願うと
エルディア人の体の構造から記憶まで何でもできる、といった感じになります。
簡単にいえば始祖ユミルは
エルディア人に対して何でもできるドラゴンボールのような存在
と思ってもらえれば一番わかりやすいと思います。
そしてドラゴンボールの神龍と同じで願いを言われれば拒否することなく、願いを受け入れてくれる危険な存在でもあります。
果たしてエルディア人の安楽死計画は実現するのか?
はたまた「地ならし」が発動し、今度50年パラディ島には平和が訪れるのか?
見逃せないところです。