ジークのエルディアの復興とは?安楽死計画と始祖の巨人の関係は?
さてさて大人気の進撃の巨人。
話が進むほど面白さが止まりません。
その中でも鍵を握るのが
主人公エレン・イエーガーの腹違いの兄にして重要人物であるジーク・イエーガーです。
彼はエルディアの復興を願う一人ですが、その行動は凄まじいものがあります。
ラカゴの村の人々を”無垢の巨人”したことは代表的ですが、
壁の中のエルディア人を殺すことに何の迷いもありません。
彼の真の目的は何なのでしょうか。
ここでは切っても切れない始祖の巨人に絡めて話を始めます。
Contents
始祖の巨人の能力
すべてのエルディア人を操れる
始祖の巨人の一番の力にして、
現在エレンたちの”壁の中のエルディア人”が壁の中に居続ける一番の理由になっています。
壁の中の人々の記憶を操ったことが思い出されますが、
とにかく”エルディア人を思いのままにできる”という能力です。
これは壁の中の人々だけでなく、マーレ本国にいるエルディア人も対象となるでしょう。
壁の中の巨人を目覚めさせられる
壁の中身、実は巨人だったのです。
無数の超大型巨人といっても
壁を壊したベルベルトの超大型巨人ほどではありませんが、相当でかい巨人です。
これが壁の中に数えきれないほど眠っています。
始祖の巨人はこれら眠っている巨人を起こし、海を渡らせることができます。
無垢の巨人を操るだけで文字通り、殺戮兵器を操る無敵の人ですね。
ジークの目的は?
エルディアの真の復興とは?
コミックス28巻にその目的の真意が描かれています。
ジークの目的は
「これ以上エルディア人の悲劇を繰り返してはならない。
始祖の巨人の力を使ってエルディア人の子孫を残させないこと。」
に他なりません。
理由としては推察になりますが
・エルディア人である限り巨人化の力は残る。
・マーレでなくてもその”力”を狙って強国の戦争の道具になる。
ということだと思われます。
結局、”飼い主”が変わるだけでエルディア人の悲劇の歴史は繰り返されるわけです。
そのため始祖の巨人の奪還のためであれば、壁の中・外のエルディア人に対して無慈悲なことも納得できます。
クサヴァーの影響
元々この考えはジークの前任の”獣の巨人”であるクサヴァーが大きく影響しているものと考えられます。
クサヴァーは巨人学の研究者。
ジークはこのクサヴァーの喰って獣の巨人を継承しました。
そんなクサヴァーは妻がマーレ人であり、
自分がエルディア人であることを知った妻は自分の子供を巻き込んで自殺しています。
クサヴァーはそんな背景もあり、巨人の対しての理解を大きく深めました。
彼の言うところ巨人の継承後13年しか生きられない→贅沢な自殺と述べています。
そんな彼の研究から過去に
・流行病を始祖の巨人の力でエルディア人を救った。
・すべてのエルディア人の記憶を改ざんした。
ことを知って今回のエルディア人を消滅させることがジークの目的となったのでした。
疑問:巨人化の能力は封印できないのか
おそらく最後の方でのどんでん返しとして
エルディア人から巨人化の能力が失われるのではないかと推察します。
そのことでエルディア人は”悪魔の末裔”の証拠である巨人化の能力を失う。
↓
戦争の道具とならない。
↓
真の平和が訪れる。
と考えています。
今後も目が離せませんね!