子供の熱が39度から40度以上に上昇！すぐ病院に連れて行くべき？

子供が体調を崩して急に熱を出すのは珍しくないですよね。

ただそれが、39度や40度を超えるような高熱の場合だと、すぐ病院に連れて行くべきか、迷いませんか？

あまり経験しないことですし、親としても困ってしまいます。

今回は自分の経験をもとに、病院に行かなかった自分は正しかったのかも含めポイントをチェックしてみます。

子供の熱が最高40.8度まで上昇

一晩で38度5分から39度5分に

今は中学生の娘が小学校3年の時です。

学校から帰ってくるとランドセルを置いて、いつものようにおやつを食べてました。

でも「なんかだるい」と言っていて、夕食は一応食べたものの、いつもの半分しか食べていません。

熱を測らせたら38.5度。金曜日の夜で、もう病院は終わってました。

今日は寝なさい、と言うとおとなしく布団に入ってすぐ眠ったんです。

ところが夜中にうなされているようで、様子を見たら汗びっしょり！
熱を測ると39度を超えてました！

慌てて氷枕をあてたり水分をこまめに取らせるようにして一晩様子を見ましたが、翌朝は39.5度に。

それでも熱があるだけで特に他の症状はなく、水分やゼリーを口にしていました。

トイレにも一人で行けるといって、多少ふらつきはあるものの自分で行っていました。

あっさり40度を超えてしまった

ところが昼前に熱を測ると40度近くになっていて、さらに午後のおやつのころには40度を超えました。

夜にはとうとう最高40.8度まで！

さすがに体温計を何度も見ちゃいましたね（笑）

3本違う体温計で測りましたが（水銀1本、電池式はメーカー違いで1本ずつ）、どれも違いはほとんどなかったです。

41度になっちゃうんじゃないか？と思うとさすがに怖くなりました。

39度を超えたあたりから不安になって、育児書を見たりネットで色々調べたりしたんです。

でも、意識がはっきりしてて水分が取れていれば問題ない、ってことしか書いてないんですね。

その点は大丈夫だったんですよね。

それでも今すぐ病院に行くべきなのか？迷いましたね～。

トイレに行けるとはいえふらついている子供を支えつつ赤ちゃんの次女を連れて車で救急病院に行く？

夫不在で双方の両親も県外。自分だけで病院に連れて行くのはリスクがあるなぁ、と思ったんです。

それこそ歩道で娘が転倒しても抱き起せないかも、って。

だから限界まで家で様子をみて、もしもの時は救急車を呼ぼうと思ってました。

解熱剤を使えなかった

娘には薬のアレルギーがあり、アセトアミノフェンという解熱剤に入ってる成分が体に合わなかったんです。

なので解熱剤をもらいに病院に行く、ということは考えませんでした。

親としてできることといえば、体を冷やすことだけ。

あとは娘にがんばってもらうよう祈るしか熱を下げる方法がなかったんです。

さすがに40度を超えるとカチカチに凍ってた保冷剤でも30分と持たず、すぐにぬるくなっちゃいます。

冷凍庫の保冷剤や氷では足りなくて、コンビニで氷を買ってきて砕いて枕に入れてました。

娘は浅い眠りではありますが眠れていましたし、意識もありました。

水分もとれていました。

結局救急車を呼ぶことも病院に行くこともないまま、翌日には39度台まで熱が下がったんです。

いやー、自分が寝てる間に娘の体温がぐぐっとあがっちゃったらどうしようかと、気が気じゃなくて。

二日間はほとんど眠れませんでしたね。

40度以上の高熱が出ても病院に行かなかったのはOKなのか？

いくつかページを見たんですが。
こちらのチェックリストがすごくよくできてると思ったので、引用させていただきます。

すぐに受診が必要なからだのサイン

• 生後3ヶ月未満での発熱
• 顔色が青白く表情がとぼしい
• ぼんやりして、目を開いても視線があわない
• 意味不明な言動を繰り返す
• 手足に力が入らず、立てなくなった・歩けなくなった
  ※「しんどくて立てない・歩けない」の反応とは違う場合
• 解熱剤を使っても、頭痛や不機嫌が1時間以上おさまらない
• 呼びかけたり、おもちゃを見せてもほとんど反応せず、すぐ眠ってしまう
• 痙攣（けいれん）のような動作があり、一時的にでも意識がなくなった

生後３ヶ月未満の発熱の場合は、すぐに受診が必要ですが、肺炎球菌ワクチンを接種した当日、ミルクの飲み具合や顔色や泣き方など、いつもと変わりない場合は朝まで様子をみても構いません。

出典：M’sこどもクリニック瑞江

このチェックリストを見る限り、私の判断は間違っていなかったようです（ホッ）。

こちらのリンク先を見ると最初に書いてあるんですが、

「40度の熱があっても、それが1週間続いたとしても、熱自体で脳や臓器に障害をきたすことはありません。」

当時も今も変わらない基準でよかった！

これで次女が熱を出した時も安心して対応できそうです。

まとめ

長女の熱が下がって平熱に戻ったとき「人間の体ってすごいなぁー」と感心したのを覚えてます。

それでも子供の発熱が39度40度を超えるような高熱になると、本当に心配ですよね。

ただ、ご家庭の事情もありますし、すぐに病院に連れていけないことだってあります。

そんな時ちゃんと判断基準を持っておけば安心です。

ちなみにチェックリストを公開しているM’sこどもクリニック瑞江さんは365日診療が受けられるようです。

そういう病院や休日の診療について普段から情報収集しておくことも大事ですね。