スマホを落としただけなのにのトリックと伏線とは?犯人の正体についても!
ホラー小説の「スマホを落としただけなのに」が実写化する事が発表されました。
なんと主演が女優の北川景子さんとの事で本日の朝から情報番組で報道されていました。
しかも「リング」を手掛けた中田秀夫監督が今作品のメガホンを取るとの事で非常に注目が集まっているみたいです。
中田秀夫監督の新作なので海外からも注目される可能性がありますね。
この作品は伏線やトリックが散りばめられているようでした。トリックとなると犯人の正体についても気になる所です。
※ネタバレ注意
今回はトリックと伏線についてと犯人の正体について調査してみました。
早速ですが解説していきます。
トリックとは?
このトリックに関係する登場人物
・稲村麻美(1人暮らしのOL)
・富田誠(稲村麻美の彼氏)
・山本美奈代(稲村麻美の昔のルームメイトで自殺をしているようだった。)
・男(犯人。連続女性殺人死体遺棄事件を引き起こした殺人鬼)
物語は稲村麻美の彼氏の富田誠がタクシーでスマホを落とした事がきっかけで始まります。
スマホは無事に返されましたがそのスマホをある男に拾われてしまった事が不運でした。
この男は連続女性殺人死体遺棄事件の犯人だったのです。
この男は富田誠のスマホに写ってい稲村麻美の事を気に入りSNSなどを使って周囲の人間になりすましストーカー行為を働いていきます。
物語が進むにつれて犯人の男は追い詰められるのですが、この場面で衝撃の事実を暴露します。
なんと稲村麻美は過去に渚さゆりという芸名でAV女優をやっていたのです。
なおかつトリックはこの部分に存在します。
稲村麻美の本当の名前は山本美奈代で自殺した昔のルームメイトの山本美奈代が稲村麻美だったのです。
要するに入れ替わりをしていたようなのです。
そこでなぜ名前を入れ替えたかと言いますとAV制作会社の誤りで稲村麻美(本当の名は山本美奈代)の名前が流出してしまったのです。
この個人情報の流出により稲村麻美(本当の名は山本美奈代)は絶望していました。そこでルームメイトだった山本美奈代(本当の名は稲村麻美)がかばう形で自殺をしたのです。
それから稲村麻美(本当の名は山本美奈代)は完全に稲村麻美として過ごして生きてきたのでした。
自殺した山本美奈代(本当の名は稲村麻美)は元々鬱病だったそうです。
なんとも悲惨な事実が隠されたトリックだと思いました。
伏線とは?
伏線については稲村麻美とスマホが関係してきます。
男がスマホを拾った時に稲村麻美のSNSの情報を抜き取りました。
その時のパスワードがsayuri0709。
鋭い方はもう気づいているかもしれませんが渚さゆりという芸名のsayuriだったんです。
パスワードの部分がこの物語の伏線とされているようです。
このような所に稲村麻美の過去に繋がるヒントがあったなんて驚いてしまいますよね。
犯人の正体についても!
男の素性
スマホを拾った男は連続女性殺人死体遺棄事件の犯人でありハッカーという一面もあるのです。作中ではクラッカーと言われています。
なのでスマホを拾った時に稲葉麻美のデータを抜き取り、SNSで周囲の人間になりすます事ができたんですね。
またこの男のストーカー行為が悪質で稲葉麻美の大学時代の友人になりすまして執拗な連絡や返したスマホにランサムウェアに感染させたり富田と稲村の仲を悪化させるような写真を送ったりするのです。
ちなみにランサムウェアとは感染したPCのロックやファイルを暗号化して使用不可能にする不正なプログラムとの事でした。
連続殺人犯でありながらハッカーというなんともタチが悪い人物です。
実際にこのような凶悪な犯人にスマホを拾われてしまう可能性も0%ではないと思うのでパスワードの設定はしっかり行おうと思います。
まとめ
■主人公の本当の名前が山本美奈代で自殺したルームメイトの名前が稲葉麻美、入れ替わりをしてなりすましていた事がトリック。
■主人公の稲葉麻美のSNSのパスワードがsayuri0709、AV女優時代の芸名である渚さゆりをにおわせる伏線になっている。
■犯人の正体は連続殺人犯でありハッカーであった。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!