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億男で九十九はなぜお金を持ち去ったの?落語の芝浜と関係あるの?

 

佐藤健→主人公で名前:一男
高橋一生→主人公の大学時代の親友で名前:九十九(つくも)。

予告編でもわかる通り、主人公は兄の借金の保証人になり借金三千万円を負うことになります。
そのことで四六時中働きづめの主人公は性格が荒れて妻子に出て行かれてしまいます。

そんなお話。

芝浜に重ねる

一男と九十九は落語研究会所属

一男と九十九は落語研究会に大学時代に所属していました。

そんな2人のやりとりは落語で意思疎通が取れます。
そして今回、九十九はこの芝浜という落語の一席を打ちます。

どんな話なのでしょうか。

魚屋の話

話を簡単にします。

主人公・勝は魚屋として腕はいいものの飲みが大好き!
仕事は酒の飲みすぎて失敗続きです。

そんなある日、早起きして魚市場に行くと海中に大金が入った財布を披露ことになります

・持ち帰って飲み仲間と盛大に飲んで酔い潰れる。
・起きるとお金がなくなる。妻は「そんなお金はない」と言い張る。
・がっかりした主人公はここから立て直し、懸命に三年間働いて店を大きくする。
・三年後、妻から「お金があった」とカミングアウトされる。
・拾ったものをネコババするのは重罪だから役所に届け出た。
・時効でそのお金は自分たちのものになった。
・主人公は妻を責めず、道を踏み外さなくてすんだことを妻に感謝した。

そんなお話です。

九十九がお金を持ち去ってなければ?

億万長者になった気づいたこと

主人公は「芝浜」のようにある日、ある意味”大金を拾う”ことになります。

そのお金で借金を返済して、再び妻子と生活ができると思っていました。

しかし、借金を返済できる力があることを示しても妻の離婚の意志は揺るぎません。

ここで主人公は気付きます。
お金がないことではなく、
お金がないことで性格が荒れた主人公に対して愛想を尽かしたことに。

九十九がお金を持ち去らなかったら?

芝浜と違い億男では合法的に一男は大金を手にしました。

それではあのまま手元にお金があったらどうなっていたか?

恐らくは妻子が戻ってくることを信じて
・妻子と住める家を購入。
・車も購入。
・妻が欲しがるものを片っ端から購入。
→破産したと思われます。

それでも妻子が戻ってこないことに絶望することでしょう。
そして大金を使い果たして絶望の淵に追い込まれていたはずです。

ちなみに本作のように友人のお金を持ちされば窃盗、
仕事上なら横領ということで犯罪になるので気をつけましょうw

まとめ

1.九十九は落語「芝浜」に似せてお金を持ち去った。
2.芝浜は拾ったお金がなくなり、その代わり懸命に働いて更生した話である。
3.九十九がお金を持ち去っていなければ破産していた。

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