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ラピュタが滅んだ原因はゴンドアの谷の歌からわかる?土から離れて生きられない理由は?

 

天空の城ラピュタはスタジオジブリ初制作作品で監督はあの宮崎駿さんです。

宮崎駿監督が小学校時代に考えていた架空の作品が骨子となっており、原作となる作品が存在しない初のアニメオリジナルの監督作品となります。

ラピュタという名称はスウィフトのガリヴァー旅行記に登場する、空を飛ぶ島にある王国ラピュタ王国からとったものとなります。

ラピュタの科学力

ラピュタでは【飛行石】というシータが胸から下げている石があります。

この【飛行石】は人や物体を重力に逆らって宙に浮かせるなどの力を持っており、明らかに魔法としか思えない力となっています。

更にこの【飛行石】には周りの植物を育てる力があり
宮崎駿監督も「ジータが一人で農業をしてこられたのは、飛行石によって畑がよく実ったからだ」と言っています。

たくさんのエネルギーを秘めている【飛行石】は本当に魔法のような物質となります。

ポムじいさんが言っていたように「ものすごい技術」なのです。
またラピュタが見つかった以降、「天の火」は核爆弾ばりの破壊力を見せつけ、ラピュタの科学力が群を抜いていたことがわかります。

空に浮いているという事から違う文明をもつ宇宙人から考えられないようなテクノロジーを過去にラピュタ人が学んだのではと考えます。

なぜ滅んだ?

ラピュタは科学力に頼りすぎて滅んだのだと考えます。
700年前に正体不明の疫病により滅びたとされていますが、科学を発展させすぎた事によって疫病が降りかかった可能性があります。

天空の城ラピュタの物語自体が科学をモチーフにした物語だと思っており、科学に頼りすぎるという事は本来の自然の力を捨てるという事にもなります。

人間の科学力が暴走し、滅びたのではないでしょうか。

ゴンドアの谷の歌に
“土に根を下ろし、風と共に生きよう。種とともに冬をこえ、鳥とともに春を歌おう”
とあります。

こちらの歌から見ても分かる様に、科学の力を信じたあまりに、自然を捨てた結果、ラピュタが滅亡したのが分かります。

人間は自然に生かされている。自然と共に生きており、科学を発展させても自然を捨ててはいけないと宮崎駿監督は伝えたかったのではないでしょうか。

土から離れたら生きられないという言葉もありますが、これは自然と離れたら生きられないというメッセージなのではないでしょうか。

まとめ

・1986年の映画ですが、未来の人間に自然を大切にしなさいというメッセージが込められている映画
・ラピュタの科学力は現在のテクノロジーでも解明できないほどの科学力。
・科学の力に頼りすぎて自然を捨ててしまった。
・飛行石は他の宇宙文明からの贈り物。
・何年経っても見返すことのできる映画だという事。

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