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耳をすませばの坂道から告白シーンまで!セリフや場所(ロケ地)について!

 

スタジオジブリの作品の中でも珍しい作品として「耳をすませば」があります。

何が珍しいのかと言えば簡単に言えば少女漫画が原作の作品を映像化している事で、ナウシカやゲド戦記といった原作ありきの作品も多数ありますが、少女漫画が原作の作品は多分「耳をすませば」だけではないでしょうか?

そういった事からも耳をすませばは青春時代を描きつつも露骨に「恋愛描写」を出しています。

ところで、スタジオジブリは何かと舞台のモデルになった所が話題になる映画を作ります。

例えば公開時期こそ比較的古いものの、「千と千尋の神隠し」のモデルとなった九份(きゅうふん)は独特な街並みが未だに人気で日本人観光客に人気のスポットとなっています。

耳をすませばはファンタジー要素が一切無い・・・わけではないのですが、
ほぼ無い作品で舞台は多摩ニュータウンとなっています。

特にファンの間で有名なのはラストの告白シーンの場所ですが、実際はどこなのか?
ラストの告白シーンのセリフと共に紹介します。

坂道から告白シーンまでの会話

告白シーンは直前の雫の”試し”が終わった事を両親に報告するところから始まります。

そこで今後は受験生に戻るという事を報告し部屋で寛いでいると聖司が迎えにきます。

・ここからセリフ

雫「はーっ。はっ! うそ!」

雫「待ってて。」

聖司「奇跡だ! 本当に会えた!」

雫「夢じゃないよね。」

聖司「飛行機を1日早くしたんだ。乗れよ。」

聖司「あっ、ちょい待ち。それじゃ寒いぞ。さあ乗った。」

雫「私、コート取ってくる。」

聖司「時間がないんだ。さあ乗って。しっかりつかまってろ。」

聖司「雫に早く会いたくてさ。何度も心の中で呼んだんだ。“雫!”って。」

聖司「そしたらさあ、本当に雫が顔、出すんだもん。すごいよ、俺達!」

雫「私も会いたかった。まだ夢みたい。」

雫「クレモーナはどうだった?」

聖司「見ると聞くとは大違いさ。でも俺はやるよ。」

聖司「明るくなってきたな。」

雫「降りようか?」

聖司「大丈夫だ。お前を乗せて坂道のぼるって、決めたんだ。」

雫「そんなのズルイ! お荷物だけなんてヤダ! あっ。」

雫「私だって役に立ちたいんだから!」

聖司「分かった。頼む。もう少しだ!」

雫「ハァ、ハァ、ハァ…」

聖司「ハァ、ハァ、ハァ…」

聖司「雫、早く乗れ!」

雫「うん。」

聖司「間にあった。」

雫「わぁーっ。」

聖司「持とうか?」

雫「平気。」

チャプター23

聖司「こっち」

雫「すごーい、朝もやでまるで海みたい。」

聖司「ここ、俺のヒミツの場所なんだ。もうじきだぞ。」

聖司「これを、雫に見せたかったんだ。」

聖司「おじいちゃんから、雫のこと聞いてさ。」

聖司「俺、何も応援しなかったから。自分のことばっかり考えてて…」

雫「ううん、聖司がいたからがんばれたの。」

雫「私、背伸びしてよかった。自分のこと、前より少し分かったから。」

雫「私、もっと勉強する。だから高校へも行こうって決めたの。」

聖司「雫、あのさ…」

聖司「俺… 今すぐってわけにはいかないけど。」

聖司「俺と結婚してくれないか?」

雫「えっ。」

聖司「俺。きっと一人前の、バイオリン作りになるから。そしたら…」

雫「うん。」

聖司「ほんとか!?」

雫「うれしい。そうなれたらいいなって思ってた。」

聖司「そうか。ヤッター!」

雫「待って。風、冷たい。」

聖司「雫。大好きだ!」

このシーンをラストにエンディングに入ります。
見れば見る程リア充っぷりがさく裂している映画版耳をすませばですが、実は原作に続編が存在しています。

参考までに元々の原作では設定はお互い中学三年生、映画では中学一年という事で「なんてマセガキだ!」と思った人も多いでしょうが、原作の設定をなぞると特にマセてるわけでもないわけで、リア充っぷりが加速してしまいます。

本題の続編については「耳をすませば 幸せな時間」というタイトルで刊行されています。
全一巻で読みやすくなっていますので気になる人は購入して内容を見てみると良いでしょう。

聖司が雫に告白した場所はどこ?

さて、幻想的な風景を前に聖司が告白したわけですが、
告白した舞台は多摩ニュータウンという事できちんとしたモデル、というより実在する場所です。

作品公開既に約25年経過している事から色々と風景は変わってはいますが、場所は聖蹟桜ヶ丘でファンの間では「耳丘」という名称で親しまれていました。

しかし、場所が危険であるという事やゴミの散乱が酷いと言う事で現在は立入禁止となっていて惜しむ声もかなり多くあるみたいです。

もしかしたらその内整備されて解放されるかもしれませんが、安全面を確保したら元の姿からかけ離れたものになりそうですね。
ちなみに、朝陽が上るシーンは耳丘ではく、よみうりランドで、現在は既に廃止されているジャンプ台からの景色との事です。

耳をすませばが実際にある土地をモデルにしていると言う事もあって、ロケ地に関するツイートかなり多く存在するので、一度調べてみると面白いかもしれませんね。

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