九条の大罪の植田はなぜ死んだの?壬生が殺したのはなぜか?
九条の大罪・植田。
生前はかなり悪人のように描かれており最終的には借金のカタに取り上げられた家に侵入して自殺した事になっています。
しかし、真相は異なり壬生が追い込んで自殺させたのが真実でした。
ここで気になるのが
「なぜ壬生は事故物件になるのに植田を家で自殺させたのか?」という問いです。
以下、考察を記載していきます。
真鍋先生の大ファンである私はその真実をウシジマくんから読み取る事ができました。
それでは始めます。
Contents
植田が自殺するまでの時系列
自分の家がある
↓
消費者金融から借金をする
↓
借金が返せなくなる
↓
家が買い取られて賃貸として家に住み続ける
↓
家賃支払いを半年間滞納する
↓
裁判に発展するも欠席して敗訴
↓
連絡が取れず家は鍵を交換され住めなくなる
↓
家を取られて自殺・・・という流れ。
結果、家は事故物件
福祉定期預金、生命保険金が目的
九条の大罪の作者・真鍋先生の作品「闇金ウシジマくん」
愛沢が滑皮の命令でトラックに突っ込ませたシーンです。
参照:闇金ウシジマくん 3巻より
「福祉的預金に加入してるから会社に金が払われる」
と言っています。他にも生命保険にも加入しているとの記述もありました。
また自殺は保険金の対象となるケースがあります。
自殺による保険金の支払いについては、保険会社ごとに1~3年程度の免責期間が設定されています。
参照:https://fp-moneydoctor.com/news/knowledge/suicide_death_insurance/
私は以前、金融機関で保険を販売したことがありましたが免責期間は1年でした。
つまり言い方が悪いですが
保険加入後に1年以上経過後に自殺をすると保険金が支払われる事になります。
時系列から家を取り上げられてからかなりの時間が経過しており免責期間の問題を突破したように思われます。
しかしながら
保険は保険金の対象(今回は植田)、保険金の受取人(壬生)の関係を問われるケースがあり
何の関係もない壬生が保険金をもらうには相当難易度が高いように思います。
多くの場合、保険金は配偶者、子供に行くケースが大半だからです。
甥、姪が受け取りのがNGな保険すらあります。
ただ半グレの壬生の事なので植田と手下の誰かを養子縁組させる事もなくはないでしょう。
おそらく家賃を滞納したあたりで保険に加入させられたのではないでしょうか。
何とも哀れな最期ですね・・・。
以上、植田は福祉定期預金・生命保険狙いで殺されたというのが妥当です。