はじめの一歩の伊達英二のハートブレイクショット!本当に時間は止まる?
はじめの一歩。ボクシングの名作漫画ですね。今は少しおかしくなってますが、、、w
一歩を振り返った時に一歩自身があげたベストバウト(ベストの試合)に伊達英二戦あります。
ベストバウトなのに自分が負けた試合をあげるのがまた一歩らしいですねぇ。
今回はそんな一歩が敗れた試合、
ノックアウトされたハートブレイクショットについて説明したいと思います。
Contents
ハートブレイクショットとは?
コークスクリューブロー
まずはハードブレイクショットの前にコークスクリューブローの説明が必要です。
伊達英二の必殺技でコークスクリューブローと言われる
肩・肘・手首をひねりながら打つロングストレートのことを指します。
もともとは名チャンピオンのキットマッコイと言う選手が使っていました。
ハートブレイクショットの仕組み
そのコークスクリューブローを心臓に目掛けて放ち相手の時間がストップさせること、それがハートブレイクショットです。
時間が止まるというよりは体が動かなくなるという方が正確でしょうか。
打たれた相手を止まっている間にボコ殴りにできると言う必殺技です。
果たしてそんなことができるのでしょうか。
本当に時間が止まる?
原理的にどうなの?
結論から言えば止まることはありません。
現実問題、強打したことで心臓に負担はかかりますがそれによって体が止まるということは考えにくいです。
スパーリングでハートブレイクショットを打たれた一歩は意識がありました。
そのことから心臓を打たれたことで血液の循環が止まって酸欠状態になったということは考えにくいです。
おそらくは
時間の刻み→心臓→それを打つことで時間が止まる
ということが言いたいのでしょう。
現実のボクシングでは?
現実問題のボクシングとしては頭やアゴにパンチが直撃して相手が脳震盪起
↓
体が固まることがあります、が胸にパンチを打たれて体が止まることがありません。
そもそも体の中心である心臓にかけてパンチあげることも難しいですし、あったとしてもそこまで大きなダメージを与えることができないでしょう。
これは漫画が作った技の延長線上でしかありません。
実在のボクサーはハートブレイクショットを使っている?
ボクシング観戦歴15年のベテランですが
いまだかつてハートブレイクショットを使った選手を見たことがありません。
やはり多くのボクサーの必殺技は左フック系が多いです。
シンプルに脳を揺らすことができますし、右ストレートと違って予備動作が少ないので当たりやすいからです。
漫画の中だけの楽しみとしましょう。