気になったニュースを取り上げるサイト

フォレストガンプの作者は誰?羽が舞うシーン込めた意味は?

2019/01/01
 

名作フォレストガンプ。
映画といえば監督や主演にスポットライトがあたることが多いものです。

今日はそんなフォレストガンプの作者ウィンストン・グルームに焦点を当てていきます。

作者ウィンストン・グルーム

プロフィール

1943年3月23日生まれ

彼はワシントンで生まれ、アラバマ州で育ちました。
なので、フォレストガンプの舞台はアラバマ州になっているのも納得です。

最初は小説家ではなく、弁護士になることを希望していました。

そして主人公フォレストガンプのようにアメリカの歴史に翻弄されます。
まさしく彼がいきた時代はフォレストガンプと同じ時代でした。

ベトナム戦争に4年間従事、退役後は新聞社の報道官として働き、主に司法関係を取り扱いました。

ただ小説家になる夢は捨てきれず1978年に退職、そして初めての小説を出版します。

そして1985年フォレストガンプの執筆を開始、1986年に出版します。
しかし、1994年に映画化されるまであまり知られない作品でした。

そしてご存知映画は大ヒット!全世界で170万部を売り上げます。

現在彼は妻とともにアラバマ州に暮らし、アメリカの歴史を書き上げるのに従事しています。

映画との権利関係で揉める

映画化に伴い35万ドルと映画の純利益3%をもらうはずでした。
しかし、ハリウッドの会計上のやり方で映画自体は赤字扱いとなり、映画の利益分は支払ってもらえませんでした。

羽が舞うシーンについて

巨額をかけたシーン

映画の最初と最後に主人公フォレストガンプに羽が舞うシーンがあります。

映画監督であるビートたけし氏が言うには
「あのシーンだけで映画1本取れる」
とのコメント。
おそらく数千万円単位のコストがかかっていると思われます。

あのシーンになぜそんな巨額をかけたのかというと
それだけ重要だったからに他なりません。

2つの意味がある

物語の最後に妻ジェニーが亡くなり墓前の前で語っています。

「僕にはわからないんだ。
正しいのがママなのか、ダン中尉だったのか・・・
僕らにはみんな運命(さだめ)があるのか

それとも
風に乗って ただ彷徨っているのか

たぶん 両方だろう
両方が同時に起こっているんだ・・・」

まさにこのことがあの羽に込めた意味でもあります。

人生はチョコレートの箱のようだ。開けるまでわからない。
という一方で
風に乗って彷徨っている。
という2つの意味。

両方の意味を作者は込めたのでしょう。

誰にでもチャンスはある

そしてアメリカの解説を見ると他の解釈も。
この羽は足元に降りてきて足元から去っていきます。

足元、つまりチャンスは誰にも目の前にあるということです。

フォレストガンプ自身は障害を乗り越え、スポーツ・戦争・事業と数々の成功を収めてきました。
そんな彼は足元にあるチャンスを物にしてきたといって良いでしょう。

そして羽は飛んでいき「次のフォレストガンプ」を求めて去っていきました。

まとめ

1.作者はウィンストン・グルーム。フォレストガンプと同じアラバマ州育ち。
2.フォレストガンプと同様ベトナム戦争に従軍、その後は新聞社で司法関係の報道官を務めた。
3.小説家になる夢を捨てきれず退職。
4.フォレストガンプは出版当初はあまり売れなかったが映画のヒットにより大ヒットした。
5.映画の利益をもらえるはずだったが会計上の理由で彼には著作家分しか払われなかった。
6.羽には2つの意味があり、運命のように決まっている、ただ彷徨っているの解釈が存在する。

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© 千客万来ニュース , 2018 All Rights Reserved.