ジェイコブのパン屋はオカミーの銀の卵の殻が担保?記憶は呪文で消えてない?
ファンタスティックビースト、いよいよ続編が上映ですねぇ。
それに先駆けてその前のシリーズがいよいよ地上波に登場です。
ハリー・ポッター同様、原作を見ていないと不明点が多々でてきますねぇ。
今回そんな不明点の中でもジェイコブについて記載します。
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愛すべきノーマグ・ジェイコブ
たくさんの魔法使いが出る中で唯一作中で大活躍するのがジェイコブです。
ノーマグとはマグル。
つまり人間のことです。
本名はジェイコブ・コワルスキー。
名前からわかる通り、東ヨーロッパ。
ポーランド出身のアメリカ人です。
元々は物語の冒頭。
第一次世界大戦は戦士として従軍したものの
将来はパン屋を開きたいと考えていたジェイコブ。
しかし、開業にはたくさんの資金が必要となり借り入れをするために銀行を訪れていました。
そこで出会ったのが主人公スキャマンダー。
ここから2人の奇妙な物語は続いていきます。
担保は卵の殻?
卵の殻を主人公からもらう
物語の最後。
スキャマンダーから卵の殻を手渡されたジェイコブ。
上述したように銀行からの借り入れを断られています。
銀行は返せない可能性がある人への貸付を嫌がります。
今回で言えばパン屋がうまくいかなくても
”担保”があればそれを回収して貸付金分を取り戻します。
日本でいえば担保は不動産つまり土地であることが多いですねぇ。
返せなければ土地が取られるわけです。
卵の殻は純銀だった
高価な銀だったというオチです。
「何で金じゃないの?」
と思う方もいるでしょう。
個人的には1971年のブレトン・ウッズ体制が崩壊するまで
金とアメリカドルは交換することができました。
そのため卵の殻が金であれば即座にアメリカドルを交換して開業できる、つまり担保が不要となり、
銀行から借り入れするというストーリーが崩れるからではないか。
と想像しています。
時代背景を考えたということです。
記憶は消えていたの?
魔法動物似のパンは大盛況
上記の通り卵の殻を担保としてパン屋を開業。
無事、お店を繁盛させることができたジェイコブ。
ここに並ぶパンはスキャマンダーとともに経験した魔法動物たちに似たデザインのパンでいっぱいでした。
ここで
ジェイコブの記憶は消えていないのでは?
という疑問が出てきます。
記憶を消す薬が薄かった?
使われた「忘却の薬」というのは魔法動物スウーピング・イーヴルの毒液で作った悪い記憶を消す薬です。
スウーピング・イーヴルは爬虫類と蝶のミックスされたような動物で、翼を広げると青紫っぽい色合いが美しい動物です。
物語の最後に雨を降らせて人々の記憶を消していましたねー。
雨が降ってしばらく経ってからジェイコブが雨に打たれたので
魔法に関する記憶が消え切らなかった
可能性があります。
魔法すべての記憶が残ったわけではなく、魔法動物の記憶が残った程度の消え方だったのでしょう。
まとめ
1.ジェイコブは卵の殻は銀でできていて、それが担保となって銀行から借り入れしてパン屋を開業できた。
2.記憶を消す薬はスウーピング・イーヴルの毒液。雨とミックスさせて人々から魔法に関する記憶を消した。
3.ジェイコブは雨が降ってしばらくしてから雨に当たったので記憶の消え方が薄い可能性がある。