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三度目の殺人のタイトルの意味は?三番目は何を指してるの?

2018/12/21
 

福山雅治、役所広司、広瀬すず、斎藤由貴ら大物俳優陣で送る
「三度目の殺人」

勝利至上主義の弁護士・重盛(福山雅治 演)は真実よりも裁判の勝ち負けに重きを置いている弁護士です。

今回弁護を担当することになる三隅容疑者(役・役所広司)。

仕事をクビされた工場の社長を殺害して、その死体を焼却。殺人と死体損壊の容疑がかけられました。
三隅は犯行を自供し、ほぼ死刑と予想されていました。

しかし、ここから被害者、遺族、加害者を取り巻く複雑な人間関係が密接に関連した事件でした。

一度目の殺人

30年前、昭和61年1月21日に三隅が犯した1度目の殺人事件。
彼の北海道留萌で起こした「留萌強盗殺人事件」でした。

借金取り2人が住む自宅に放火し、金を奪って殺したのです。

二度目の殺人

今回の裁判で争われる事件。

殺害されたのは、地元の食品加工会社「山中食品」の社長、山中光男で、妻(斎藤由貴 演)と娘(広瀬すず 演)が遺族として残されました。

「表向き」は会社をクビになり、金に困って殺害した事件でした。
遺体に火をつけ、死体を損壊しています。

三度目の殺人の意味

ノベライズ版の伏線か?

ノベライズ版での設定では、三隅の父親は、三隅が高校生の時に、自宅の火事で焼死しています。
殺害時、必ず【火】を使う三隅は、ひょっとしたら父を殺害している可能性もあります。

三隅自身のことか?

これで死刑が確定すれば三隅自身が”三度目”となります。

詳しくは映画に譲りますが、二度目の殺人の犯人はわからないままの設定になってます。
三隅が犯人ではなく、犯人は別にいる可能性があります。

それを三隅がかばい、自分が罪を着て死刑になれば、彼が自分自身を殺したことになります。
これが”三度目”という可能性があります。

結論

「三度目とは何なのか?」と問われれば
三隅自身が三度目に当たると考えるのが自然です。

ノベライズ版はノベライズ版。
映画単独で完結する作品であればノベライズ版から伏線を持ってくることに違和感を感じます。

故に三度目の殺人は三隅自身でしょう。
となれば彼自身は二度目の殺人の犯人ではないかもしれません。
(その辺は読者の想像にお任せしますw)

まとめ

1.一度目の殺人は三隅が故郷で起こした殺人。
2.二度目は今回の本題である裁判で争われた食品加工会社社長の殺人。
3.三度目は三隅自身が死刑を選択したこと、これを三度目の殺人と呼んでいる可能性が高い。
4.ノベライズ版に三隅が父親を殺害した可能性があるが、ノベライズ版を映画には持ち込まない可能性が高い。

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