映画『そらのレストラン』ロケ地&北海道せたな町の撮影場所
『しあわせのパン』『ぶどうのなみだ』に続く北海道映画シリーズ第3弾が『そらのレストラン』。
今回描かれるのは、チーズのように味わい深い仲間と家族の絆です。
実際にせたなで自然と共に生きる循環農業を行っている“やまの会”の人々がモデルになっているそうですよ。
”せたな”って、一体どこなんでしょうか?
“せたな町とは?
せたな町(せたなちょう)は、北海道檜山振興局の久遠郡にある町です。
出典:せたな町公式HP(http://www.town.setana.lg.jp/)
町名はアイヌ語の「セタルペシュペナイ」(犬が泳ぎ渡る川)が略された「セタナイ」に由来するんだとか。
現在のせたな町は、2005年9月1日、瀬棚郡瀬棚町・北檜山町・久遠郡大成町の3町が新設合併して誕生しました。
旧瀬棚町区域は、久遠郡せたな町の合併特例区の一つ「瀬棚区」になっています。
“設楽牧場 “の撮影地は村上牧場
アクセス
今回の映画の主役は、チーズ工房を営む設楽亘理です。
彼の牧場である設楽牧場シーンのロケが行われたのは、久遠郡せたな町瀬棚区にある村上牧場でした。
瀬棚区の街を抜け5kmほど走ると、通称ガンビ岱と言われている高台があります。
村上牧場はその高台にあり、海が見える牧場です。
55頭のホルスタイン、ジャージー、ブラウンスイスが、のんびりと草を食んでいます。
牧場には直売所・休憩所のほかチーズ工房も
牛ー草ー土の自然循環型の酪農を基本とする村上牧場では、牧草地には化学肥料は使用していません。
自由に放牧され、健康な牧草を食べている牛たちから搾られるおいしいミルクが、村上牧場の自慢です。
その自慢のミルクで作られたチーズやアイスクリーム、ケーキ等が直売所で販売され、休憩所もあります。
村上牧場の3代目村上健吾さんは、牧場にミルク工房レプレラというチーズ工房を構えています。
設楽亘理のモデルになった方ですね。
彼は非常に腕のいいチーズ職人なんですよ~
2008年の開業からわずか一年で、セミハードタイプの「ガンビ」が、ALL JAPANナチュラルチーズコンテストで優秀賞に輝いたのだとか。
う~ん、彼のチーズが食べてみたい!
村上牧場/ミルク工房レプレラ
住所:北海道久遠郡せたな町瀬棚区西大里359
出典:http://www5.haj.co.jp/n-style/blog/2012/04/vol2-6.html
まとめ
北海道といえば、おいしい食べ物が魅力です。
食べ物のおいしさにこだわり、安全性と品質を追求する農業を続ける中で生まれるドラマは、どんなお話なんでしょうか。
ぜひ現地を訪れて、ミルクや美味しいチーズはもちろん、それらを育む村上牧場やせたな町の空気を味わってみたいですね。