かぐや姫が月から地球に来た理由は?原作竹取物語とは違いがある?
かぐや姫の物語の再放送まで、あと2週間を切りました。
この作品は、人生について考えさせるような内容になっています。
そこで原作も同じような内容になっているのか気になりました。
今回は原作の竹取物語との違いがあるのか、かぐや姫が月から地球に来た理由についた調査しました。
早速ですが、解説していきます。
かぐや姫が月から地球に来た理由は?
かぐや姫の物語の主人公のかぐや姫が地球に来た理由が気になるという声があるようです。
かぐや姫が地球に来た理由について解説していきます。
まず結果からお伝えすると、かぐや姫は罪を償う為に地球にきました。
地球に来たというより、送り込まれたという方があっているかもしれません。
どこから送り込まれたかと言うと、月です。
かぐや姫は元々は月に住んでいた、月の住人でした。
月で生活をしている時にかぐや姫よりも先に地球で生活をした事があるという人物がいて、その人物は地球にいた頃の記憶はないのに涙を流しながら地球の歌を歌っていた。
その姿と歌を聞いた、かぐや姫が地球での生活に憧れを抱き始めます。
しかし、かぐや姫はここで罪を犯している事に気づきませんでした。
その罪とは、地球での生活に憧れを抱く。
信じられませんが、月の世界では、こう思うだけで罪になるのです。
罪になる理由は月の世界は煩悩がない、言わば極楽に近い世界なのです。
苦しみや悲しみ、喜びもないのかもしれません。
月の世界では感情が縛られているのは愚かな事だと思われている、地球という場所は感情に支配された人間が暮らす穢れた場所なのです。
月という極楽の住人でありながら、穢れた地球で生活をしたいと願ったかぐや姫に罰として地球での生活をさせる為に送り込まれたのです。
原作竹取物語との違いは?
かぐやの物語の原作は皆様もご存知の通り、古文の竹取物語ですが、原作との違いについて気になるとの声があるようでした。
僕も気になったので、かぐや姫の物語と竹取物語の違いについて調査しました。
原作の竹取物語では、こうなっている!
・かぐや姫と帝は恋人関係
・かぐや姫が月から来ている事を皆知っており、いつかは帰る事になるのから結婚できないと貴族に難題を提示する
・貴女という扱いの為、活発的に行動しない
・捨丸は出てこない
・かぐや姫が月に戻る時に女童と子供達がわらび唄を歌う場面はない
かぐや姫の物語と原作の違い大きくは変わりませんが、部分的に違っていますね。
一番違うのは帝との関係だと思います。
かぐや姫の物語だと帝との関係が最悪ですが、原作だと両思いですからね。
あとは捨丸が出てこないというのも僕的には驚きました。
言われてみれば原作で帝と仲がいいのに、わざわざ浮気をする必要がないですしね。
それに原作では罪と罰については注目されていないとの事でした。
このように見ると、部分的にバラバラだった竹取物語を「生きる事とは」「幸せとは」というテーマに沿って新たにまとめたものが、かぐや姫の物語になったという事になります。
高畑勲監督は竹取物語を通して、人生について改めて考えさせられるようなメッセージを残そうとしてくれたのですね。
まとめ
■かぐや姫が地球に来た理由は罪を償う為である。
■原作の竹取物語と5つの違いがある。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!