気になったニュースを取り上げるサイト

パパ活は違法?未成年がサイポリのサイバー補導を防ぐには?

 

現在、援助交際よりもいくらかソフトではありつつも代わりに問題となっているパパ活という物があるのはご存じでしょうか?

簡単に言えば未成年版のデートクラブみたいなものです。
援助交際が「肉体関係」でお金を稼ぐ事に対して、パパ活はデートをする事でお小遣いを稼ぐもので、言ってみればあしながおじさんを自主的に探す事がパパ活と言う事ですね。

今回はパパ活の違法性や未成年がサイバーポリスによる補導を防ぐにはどうするかを開設していきます。

パパ活は違法なのか?

パパ活と援助交際の違い

援助交際は言ってみれば肉体関係を武器にお金を稼ぐ事で問題視されていました。
実際それで逮捕される成人男性も多く、女の子は補導されるリスクがあり(このリスクが男性のリスクと見合うかは別です)一時期ニュースの特集等では援助交際に関する物も多かったと思います。

それに対してパパ活というのはデート、もっと言えば一緒に買い物したり食事をしたりする事でお小遣いをもらえると言う事でパパ活自体を摘発する事は難しく、新しい問題となっています。

パパ活は違法なの?

実際のところパパ活が違法なのか?といわれるとそれは結構シビアな点がありますが、パパ活をするにあたって出会い会サイトや掲示板、またはそれ用のサイトを利用する事は違法となっていて、難しい様で簡単に足がつくという形になっています。
パパ活自体は違法ではないにも関わらずプロセスで逮捕されるされないが決まるというのは盗聴の違法性の話に似ています。

法的根拠は?

では違法とされるのは何法が根拠となるのかというと、出会い系サイト規制法が法的根拠になります。
出会い系サイト規制法は以前出会い系サイトに絡んだ事件が頻発した事で出来た法律で、未成年が出会い系サイトを利用する事を規制する為に作られています。
「未成年が」という文言の通り、成人男女が利用する事は規制されていません。

現状パパ活をするにあたっては何かしらのサイトやアプリを利用する事が必須となるので、パパ活自体は違法ではないものの、パパ活の為にサイトを利用する事が違法という事です。

サイポリとサイバー補導とは何か?

補導に至るまで

基本的にネットは完全に匿名性である、という認識の若い子が多くなんだかんだどこかのサイトが荒れるのは大体若い子が匿名性を利用して暴れまわる事がきっかけである事が多いです。

しかし実際にはIPアドレスと呼ばれるネット上の住所から個人を特定する事は簡単であり、見逃す事で何かしらの事件が起こる可能性があれば警察は個人の特定、しかも最近はGPSの発達によりどこにいるかも把握する事が可能となっています。

サイバーポリスとは?

そういったネットの事件やトラブルを専門に取り扱うのがサイバーポリスと呼ばれる組織です。サイバーポリスは警察庁が推進しているサイバー犯罪・ハイテク犯罪対策の為の体制の事です。

このサイバーポリスが未成年が犯罪に遭遇しない様にした物がサイバー補導と呼ばれるもので、逮捕とはまた別の物です。

基本的には警察官がインターネット上のあらゆる「出会い」に繋がるサイトの書き込みをチェック、メールのやり取りと言った手順を踏まえて取引現場で未成年と接触、補導という形を取ります。

以前はよく渋谷等の繁華街で警察が巡回している場面をテレビで観た事があると思いますが、現在ではスマートフォンの普及で携帯電話が高性能化した事でインターネットでの取引が増加しています。

それに伴って導入されたのがサイバーポリスであり、サイバー補導というシステムです。

囮捜査か否か

未成年の不法行為を取り締まる為に警察官がメールでやり取りをする事が囮捜査をする事が違法かどうかという疑問がありますが、嫌がる相手に対して執拗に誘うといった事であれば違法な囮捜査とみなされますが、そうでなければただ機会を提供しただけという事で違法ではないという見方が定説となっています。
そうでなくても囮捜査は比較的見逃されている傾向がある為、具体的に囮捜査なのかどうかを論じるのはケースバイケースであり判別は難しいと言えます。

 

パパ活のリスク

ところでパパ活をする上で被るリスクは何があるのでしょうか?
まずパパ活をする相手が既婚者だった場合、仮に肉体関係まで結んだ場合、相手が不貞行為で離婚に発展する可能性、さらに言えば未成年という事で監督責任を持つ親が子供変わって責任を負う立場になります。

男性側のリスク

じゃあ肉体関係がなければ問題無いのか?と言われるとそういったわけでもなく、食事をしたり買い物をしたり、更には映画を見た程度でも不貞行為とみなされた判例があり、結局のところ「妻の権利」が侵害されたかどうかが争点になります。

この違法性を逆手に取った美人局(つつもたせ)の例も後を絶たないのでパパ活の対象となった男性にはリスクしかないと言えるでしょう。

サイバーポリスの見分け方は?

パパ活をしている女の子をサイバー補導する為にサイトを巡回している警察にとって重要なのは、「パパ活をしている女の子の年齢」ただ一点です。

つまり、年齢を執拗に確認してくる人には要注意という事になります。
年齢以外の情報、例えば容姿、条件といった直接補導に結びつかない情報に興味を示さない男性はサイバー警察の可能性が高い、というのが一般的な対策としてしられています。
勿論単に極端に若い子が好きな人もいるにはいるでしょうが、そういった人物は別の意味で危ないので接触を取らない事が大事です。

また、サイバーポリスとは別になりますが、パパ活をした男性が捕まった際に芋づる式に補導されるケースもある事、その場で補導されなくても後々補導される可能性は常に存在する事を念頭に置いておくことが重要と言えます。

まとめ

基本的にパパ活にはリスクがついて回ります。
一応未成年にもパパ活をする方法はあるにはありますが、基本的には判断能力が未完成であり、未成年と言われる所以はそこにあります。

補導される事で自身に直接何かリスクは無いにしても、その代わりに犠牲になるのは「未成年」の子供を持つ親です。
相手の男性が既婚者で離婚した場合はどうなるか?
場合によっては数千万近い慰謝料を請求される可能性だってあります。

補導される事により自分よりも親や周りに冗談では済まないレベルの被害を与える可能性がある事を考えると援助交際に比べてリスクが低いと考えるのは全くの間違いであり危険です。

パパ活をするのであれば自分で責任を負えるようになる成人後であっても遅くないはずです。

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© 千客万来ニュース , 2018 All Rights Reserved.