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ナウシカに出てくるおばあちゃんの名前は?言い伝えのセリフの中身は?

 

ナウシカには様々な個性豊かなキャラクターが登場します。

その中で最も強烈な印象を残したのは序盤から最後まで
出てきた預言者のババア・・・ではなく、おばあちゃんでしょう。

意味深な言い伝えを放つあたり風の谷の重鎮な感じがします。

今日はそんなおばあちゃんに焦点を当てていきましょう。

おばあちゃんの名前は?

名前は公式にはありません。
100歳を超える腐海辺境一のお年寄りです。

ナウシカの父親であるジル、師であるユパを呼び捨てにするほどの立場の高い人物です。
映画版では視力がなく、盲目のキャラクターとなっています。

谷の長老だけあって知識は豊富です。
後述する言い伝えの伝承者でもあります。

言い伝え

言い伝えは誰とのこと?

その者蒼き衣を纏いて金色の野に降りたつべし。
失われし大地との絆を結び、ついに人々を清浄の地に導かん。

これは冒頭そしてラストに焦点が当たる言い伝えとなります。

結論から言いますと、
この言い伝え自身がナウシカを表す意味となっています。

ラストシーンのナウシカの描写が預言通りとなっており、おおばば様が感動していらっしゃいました。

予言ではなく預言なので単に言い伝えとナウシカが重なったに過ぎません。

漫画版と原作は違う

実は映画風の谷ナウシカには原作となる漫画があります。
なんと映画は原作7巻のうち2巻を切り取ったものに過ぎません。

そして短縮したことによって設定を根本から変更する必要もあったようです。

土鬼(ドルク)の一部族にあたるマニ族の僧正の言葉でした。

作中に関係するところでいうと
・ナウシカがいる風の谷
・巨神兵を発掘しにきたのがトルメキア
・アスベルが王子だった国がペジテ
そしてトルメキアに対応する国家連合の土鬼(ドルク)が舞台となっています。

また映画では触れられない土鬼の一部族の言葉の言い伝えこそが
「青き衣の〜」なのです。

この辺は原作を読まないとわからないでしょう。

青き衣の人は救世主ではない!?

原作の言葉を引用します。

ケチャという人物と森の人のやりとり。
まぁそんな人がいるんだ〜程度の認識でいいです。

ケチャ「青き衣の者って昔の人だったのか!?僧正さまは私たちマニ族を救うためにその人が現れると言っていたわ。」

森の人「ケチャ。青き人は救ってはくれないのだよ。ただ道を指し示すだけさ。」「私たちはいまもその人の言葉を守っている。」

つまり救世主ではなく、青き衣の人は導いてくれる人に過ぎないのです。

この辺の対象が風の谷を超えて違う国家や文化の人を指し示しているので、
超国家的な意味合いを持っていると推測されます。

超国家的は超党派と一緒で「スーパー」の意味ではなく、枠組みに入らないという意味で誤認識ください。

まとめ

1.おばあちゃんは名前はなく100歳超える風の谷の長老的な位置付けの人である。
2.「青き衣〜」の言い伝えは原作では風の谷に伝わる言い伝えではなかった。
3.「青き衣〜」は救世主ではなく、道を導く人に過ぎない。

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