ウシジマくんのモデルは?エピソードもノンフィクションで実話?
物語も佳境を迎えた闇金ウシジマくん。
持ち金を取られた上、殺されてしまうのだろうか。
仮に生き延びたとしてもヤクザ・滑皮がただでは済ましてくれなさそうです。
そんな一番面白い場面を迎えるウシジマくん。
そもそもどんな漫画なの?
モデルはいたの?実話なの?ってところを深掘りしてお話しましょう。
闇金ウシジマくんとは
主人公・丑嶋(ウシジマ)は闇金カウカウファイナンスを経営する社長である。
こんな迫力のある顔つきであるが初期設定は23歳となっている。
老けすぎだ。
10日5割という法外な金利で貸し付け、何が何でも取り立てる姿は狂気すら感じさせる。
回収のためなら暴力はもちろんアジアへ売り飛ばしたりもする。
この漫画はそんな金に絡む人間模様を描いた作品である。
ウシジマくんのモデルとなっているのは?
モデルは存在する。
トキタセイジ氏という男性だ。
偽名である。
簡単な経歴を。
1971年東京生まれ。
都内の高校卒業後、外国語の専門学校を1年で中退。
その後、消費者金融へ入社。
ほぼ最下位の支店をトップ層まで引き上げるほどの活躍を見せた。
その後、独立して高利貸しを営むようになる。
仕事ぶりはウシジマくんのように強引ではなく、本当にマメだった様子。
取り立て可能時刻である8~21時の間にコマ目に足を運び、本人が不在でも家族に接触して何とかお金を回収する。
地道な営業だったと話すトキタ氏。
実際は漫画のような10日5割ではなく、10日3割だった。
それでも法外な金利であることは変わりないだろう。
なぜそんな高い金利かといえば、それだけ借りる側の信用力が低いからに尽きる。
街に溢れる消費者金融の金利で借りれる人は借りるだろう。
しかし、闇金にはそういった金利で借りれない人たちが来る。
消費者金融と同じ金利でやっていたら信用力がない分、回収できないリスクが高くなってしまう。
そのためこのような金利になっている。
あなただって友達に少額なら利子なく貸すけど、見知らぬ人ならそれ相応の金利ないと貸せないですよね?
それと同じ理屈です。
金利はいわば信用力についた値段なのだ。
ではエピソード自体は実はなのか?
エピソードはノンフィクションなのか
完全な実話ではないが、モデルは存在する。
洗脳くん
闇金ウシジマくん25-28巻
参照:https://www.amazon.co.jp/
モデルは「北九州監禁殺人事件」
死者7名を出す事件である。
死者数にも関わらず事件がそれほど有名になってないのには理由がある。
漫画の作品中でもそうだが、加害者の暴力とマインドコントロールの元、被害者同士が殺しあったからだ。
そのため遺族もメディアの前に出ることが難しく、メディアによる大きな報道ができなかったことが理由である。
漫画でも忠実に描写してあり、確かにあの中で生き残ってもメディアの前に出る勇気は出ないだろう。
報道の二次被害すら懸念されるレベルである。
フリーエジェントくん
闇金ウシジマくん30-33巻。
このヒカル、ウシジマくんの天翔翔みたいwさらに元を言うと与沢翼w pic.twitter.com/wlmDUg3Yix
— 咲花ぃぢゅ (@TMC_ijyu) 2017年9月4日
モデルは与沢翼氏。
いわゆる情報発信ビジネス。
このサイトを作り、登録者を募り、その読者に向けてメッセージを発信。
現状よりよくなれるという夢を売るビジネスだ。
ある意味ネットワークビジネスのようなもので、末端のガッツのない人は稼ぐことができず赤字になるだけである。
結局、需要と供給なので強烈な発信力をつけた人が1人勝ちしてしまう構造にある。
まとめ
1.闇金ウシジマくんのモデルは消費者金融を営んでいたトキタセイジ氏。
2.エピソードは完全な実話ではなく、モデルは存在する。
3.洗脳くんは北九州監禁殺人事件、フリーエージェントくんは与沢翼氏である。