賢者の石でネビルの箒が暴走した理由は?思い出し玉の意味は何?
純血の由緒正しき魔法族ロングボトム家に生まれ、厳しい祖母に育てられたネビル・ロングボトム。
彼はホグワーツ魔法魔術学校ではグリフィンドール寮生で、ハリーやロンのルームメイトでした。
どんな人物なのか、改めて掘り起こしてみたいと思います。
Contents
ネビルとは?
ネビルの姿が超絶カッコよく見えるのは「ハリー・ポッターと死の秘宝」ですね。
ホグワーツでの最終決戦。ハリーが死んだと思われた絶望的な状況の中、
まわりの制止も省みずヴォルデモートに喧嘩を売ってみませました。
「地獄の釜の炎が凍ったら仲間になってやるよ」
そして組み分け帽子からグリフィンドールの剣を出し、ナギニを一刀両断にしました。
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そんなネビルも、ホグワーツ魔法魔術学校に入学した当初は何をやっても失敗ばかりで自信を持つことができず、劣等生と見なされていました。
思い出し玉
新学期が始まって間もない木曜日の朝、ネビルのもとにおばあちゃんからふくろう便で思い出し玉が送られてきました。
白い煙のようなものが詰まっているのですが、何か忘れている人が握ると中の煙が真っ赤に光りだします。
ネビルが握ると赤くなりましたが、彼は何を忘れたのか思い出せませんでした。
この時彼が何を忘れていたのか、小説にも映画にも説明はありません。
ネビルが「忘れっぽい」ことを印象付けるエピソードなのでしょう。
箒のエピソードにつなげるための前ふりと考えることもできそうです。
箒が暴走した理由
ネビルに思い出し玉が届いた日の午後、グリフィンドールとスリザリンが一緒に受けた初めての箒による飛行訓練でのこと。
その日訓練が行われることが分かっていたため、ネビルは朝食を食べながら必死でハーマイオニーの説明を聞いていました。
おばあちゃんが許してくれなかったので、今まで一度も箒に乗ったことがなかったからです。
緊張と怖さと焦りから先生の合図よりも先に箒にまたがって地面を蹴ってしまったネビル。
箒がぐんぐん上昇していく状態をコントロールできず、真っ逆さまに落ちて手首を折ってしまいます。
ネビルの気持ちが混乱していたため、箒が暴走してしまったようですね。
この時ネビルが落とした思い出し玉を争ってドラコとハリーの箒での対決が行われ、ハリーがクィディッチのシーカーに抜擢されることになりました。
自分の箒の暴走以上に話題になったであろう事件に、立ち会うことさえできなかったネビルは本当に気の毒です。
まとめ
・ネビルが寮を抜け出そうとするハリー・ロン・ハーマイオニーの前に立ちはだかります。
・3人が罰せられないよう、グリフィンドールに不名誉な結果をもたらさないようにと考えた勇気ある行動でした。
・ハーマイオニーの全身金縛りで動けなくなってしまいましたが、最終決戦で一人ヴォルデモートの前で啖呵を切った姿と重なりますね。