闇金ウシジマくんのマサルその後は?最後はどうなるの?
佳境を迎える闇金ウシジマくん。
物語序盤のようなカウカウファイナンスの原型はもうありません。
社員だった柄崎が健在ですが、加納は殺害され、高田・小百合は田舎に戻ってます。
そして素行の悪さで群を抜いたマサルももういません。
個人的にはマサルが一番好きなキャラでしたけどねぇ。
しかし、友人に話しても中々マサルというキャラを理解してくれません。
今日はマサルにスポットライトを当てていきましょう。
マサルが辞めるまでの経緯
そもそもマサルって誰?って方のために解説。
本名:加賀勝(かがまさる)
母子家庭。
家庭が貧しいため、高校に行くことができず、ヤンキーとして毎日を過ごしていた。
身長は高くないながら筋骨隆々でかなりの勝率を誇るマサル。
カウカウファイナンスで働くことになった経緯
そんな中で道端にある原チャリを盗み、乗り回した挙句に再起不能なくらい壊してしまう。
そしてこの原チャリの持ち主こそ地元で恐れられる暴走族・愛沢連合総長の愛沢のものだった。
結局、マサルの犯行であることがバレて愛沢からリンチを受けることになる。
愛沢はマサルから金を巻き上げようにもマサルが貧乏なため、ウシジマから借金するよう勧める。
しかし、支払い能力がないマサルにウシジマは貸すことはなく、苦肉の策としてマサルは丑嶋が社長を務めるカウカウファイナンスで働くことになった。
丑嶋への復讐心を抱くきっかけ
マサルが働いてしばらく経つと、マサルの母親が丑嶋から借金していることが発覚。
母子ともに辱めを受けたため、マサルは丑嶋に復讐心を抱くようになる。
そして復讐心ともに丑嶋の顧客名簿を盗み、自分でも金を貸すようになる。
しかし、事態はそううまくいかず愛沢の取り立て・顧客名簿を盗んだことが同時に起こる。
愛沢からマサルから金を奪おうとしたが、マサルの口座からは既に丑嶋が金を抜いていた。
愛沢は痺れを切らし、マサルを殺害しようとするが、同僚・高田のおかげで九死に一生を得る。
丑嶋と縁が切れる
場面は「ヤクザくん」編に移ります。
しばらく時が流れるが依然として復讐心を持ち続けるマサル。
ヤクザと組んで、カウカウファイナンスの社員・加納を拉致するのに協力、いよいよ丑嶋へ復讐というところまできた。
しかし、丑嶋の起点、柄崎の助けによって結局復讐することはできなかった。
そして組んでいたヤクザも丑嶋によって殺害される。
復讐を恐れたマサルは沖縄へ逃亡するのであった。
マサルのその後〜沖縄へ〜
東京で元々闇金をしていたこともあり、沖縄では有能な社員として働いていた。
元々は東京から逃げてきた際に地元の闇金業者を頼り、現在の職場を見つけたマサル。
沖縄の闇金業者を紹介した人物は風俗店も経営しており、
そのよしみから「のどか」という女性を指名することになる。
のどかへ好意を寄せるマサル。
のどかを救うために色々動くがその過程で東京から追ってきた丑嶋に捕まってしまう。
一時は殺されることも覚悟したマサルであったが
丑嶋は奪われた金をマサルから取り戻すのみでそれ以上の危害を加えることはなかった。
丑嶋と別れる際に、もっと家族として接して欲しかったことを吐露するマサル。
結局、丑嶋のことが好きだったんですねぇ。
マサルの最後
「のどか」に自分の好意を伝えたマサルは彼女の元から去り、沖縄からも去ってしまう。
東京にも沖縄にもいられなくなったマサルは大阪で手配師(おそらくスカウト)として生計を立てて行くことになった。
という感じでした。
最後の最後で人間くささというか可愛げ見せたマサル。
物語の流れからもう登場することはなさそうですが、とても良い味を出してましたねぇ。
最終巻46巻でマサルが登場します。
高田とのやりとりで「細々と金融屋をやっています」と述べており沖縄編以後、大阪で闇金を営んでいるようです。
高田と会話するマサル
「高田さんが東京に行く間、(丑嶋社長の)うさぎの世話を自分に任せていただけませんか?
自分は一生丑嶋社長にに向けできないから、せめて・・・」
と言っています。