アルデンテはまずいけど日本だけ?粉っぽいしお腹壊すって本当?
カレー、ラーメンに続き、日本人の国民食といえば何と言っても
スパゲティ
でしょう。
都心にいけば数分歩けばスパゲティを出す店があると思いいます。
そしてスパゲティといえばアルデンテ!
この茹で上がり状態で食べるスパゲティは本当においしいですね。
しかし、このアルデンテ、一部では良くない噂もあるのです。
アルデンテがまずいのは日本だけ?
アルデンテとは?
麺が完全に茹で上がらずに麺の中心が髪の毛の細さ程度の芯を残して茹であげることを言います。
うどんやそばのように水で締めないため、その後も余熱で芯まで火が通っていきます。
そのためパスタは茹であげたときにアルデンテの状態が好ましいとされる。
フライパンでソースを絡めたあとや皿に盛られ口にする瞬間ではありません。
“al dente” を直訳すると「歯に~」であり、茹で上がりの「歯ごたえのある状態」を示す用語です。
パスタ以外にも、野菜や米などの茹で上がり状態を表現する際にも用いられますが、スパゲティを指すケースがだいたいです。
アルデンテはまずいのは日本だけ?
本場イタリアでスパゲティがアルデンテか?と問われると必ずしもそうではありません。
東日本と西日本とダシの濃さが違うようにイタリアでも北イタリアと南イタリアでは麺の硬さに違いがでます。
なぜアルデンテでないとダメなのか?
という認識が広がったかというと1980年代に日本の漫画でスパゲティはアルデンテ!という認識が広がったからです。
本来であればその土地その土地、出される人間に合わせて出されるべき麺が
「とにかくアルデンテ」
となってしまいました。
好みによっては「アルデンテはまずい」と感じられて当然でしょう。
粉っぽいしお腹を壊す?
そしてアルデンテ、実はお腹にもよくないという意見があるのです。
もちろん芯が太いと粉っぽいと感じる時があります。
しかし、これはメーカーによる麺の質の違いです。
もしくは茹で上げる時に塩分が少ないと水分の関係で粉っぽくなることもあります。
そしてお腹を壊すというお話ですが、
アルデンテで食べると胃腸に負担がかかることがあり、それによってお腹を壊すことがあります。
まとめ
1.アルデンテの認識が日本で広まったのは漫画の影響である。
2.イタリアでは全国でスパゲティはアルデンテではなく地域差がある。
3.当然好みの差もあるので「アルデンテはまずい」という認識の人もいる。
4.アルデンテは麺のメーカーによって、そして料理の際に塩分が少ないと粉っぽいと感じる時がある
5.アルデンテは胃腸に負担をかける時があり、お腹を壊すこともある。