是枝裕和監督は左翼で創価学会って本当?反日思想の持ち主なの?
2018年「万引き家族」がカンヌ国際映画祭の最高賞であるパルムドールを受賞した。
これは凄まじい快挙です。
今回はこの映画の監督をした
「是枝裕和」
監督にスポットライトを当ててみましょう。
Contents
是枝裕和監督とは
生年月日:1962年6月6日(56歳)
出生地:東京都練馬区
職業:映画監督、テレビドキュメンタリー演出家
ジャンル:映画、テレビ
活動期間:1995年 –
配偶者:既婚、娘が一人いると言われている。
事務所:分福
代表作
『ワンダフルライフ』
『誰も知らない』
『歩いても 歩いても』
『そして父になる』
『海街diary』
『三度目の殺人』
『万引き家族』
こんな是枝監督ですが、
「政治に関して左翼ではないか?」
「創価学会に関連しているのではないか?」
とのネットの声があり調べてみることにしました。
カンヌ祭受賞が発端で左翼と疑われる
カンヌ映画祭の最高賞受賞は歴史的快挙
カンヌ国際映画祭は
ベルリン国際映画祭、ヴェネツィア国際映画祭と並ぶ
世界三大映画祭の1つです。
ここで受賞するのは大変栄誉なことです。
名声はもちろんのこと、世界中の配給会社も注目していますから、
ここで受賞することで経済的な利益も享受することができます。
故に大変な競争があります。
滅多に受賞できるものはありません。
日本人監督として受賞したのは全部で4人しかいません。
衣笠貞之助→1954年「地獄門」
黒澤明→1980年「影武者」
今村昌平→1983年:「楢山節考」、1997年:「うなぎ」
錚々たるメンバーです。
1997年以来なので何と21年ぶりという久々の受賞になります。
是枝監督自身、2001年の「DISTANCE」を皮切りに7回出品しています。
コンペティション部門だけでも5回、カンヌ国際映画祭に出品を果たしています。
2004年には「誰も知らない」が最優秀男優賞(柳楽優弥)
2013年には「そして父になる」が審査員賞を受賞
2015年にも「海街diary」を出品。
是枝監督自身、待望の受賞となります。
文化庁も助成金も出ており、いわば国策としてのこの映画。
政府関係者も祝福するはずでした。
しかし、
是枝監督は政府からの祝辞を固辞
是枝監督はこのようなコメントを出しました。
「映画がかつて『国益』や『国策』と一体化し
大きな不幸を招いた過去の反省に立つならば、大げさなようですがこのような『平時』においても公権力
(それが保守でもリベラルでも)とは潔く距離を保つというのが正しい振る舞いなのではないかと考えています」
ここでは右翼、左翼どちらも言及していませんが、政治とは距離を置きたいとの認識を示した。
これには多くの批判が出ました。なぜでしょうか。
文化庁から助成金の拠出を受けている
これが一番大きな理由です。
文化庁から補助金をもらっており、それでも政治と距離を置きたいという是枝監督の発言は矛盾しているように聞こえます。
国からの表彰は非常に名誉なことがあるので驚きをもって迎えられたのは事実です。
オリンピック金メダリストは国民栄誉賞受け取ったりしますからね。
何にせよ
「公権力から距離を置きたい。」
との発言が是枝監督が左翼なのでは?と思われる発端だったのは間違いありません。
創価学会関係者なの?
学会系の書籍には出ている
創価学会系の潮出版社で是枝監督の特集が組まれております。
潮出版社は創価学会系列の雑誌なので、学会と関係あるのでは?
と思われる要因になります。
創価学会員であるという明確な記載は存在しない
しかし、この雑誌に出たということ以外、創価学会とのつながりを想起される記述は見当たりませんでした。
また自民党、公明党(創価学会)は連立政権であり、上記で述べた「公権力と距離を置きたい」となると発言が矛盾したことになります。
よって創価学会員である可能性は低いと考えられます。
とりあえずバリバリの右派である百田尚樹氏と組むことはないでしょう(笑)
反日なのか?
「海街diary」のキャストが「立ち膝」で食事を取るシーンがありました。
「立ち膝」は朝鮮スタイルとも言われ、これが反日ではないか?
との指摘を受けました。
確かに立ち膝は不自然な感じも受けますが、これだけで反日と判断するのはやや強引すぎでしょう。
まとめ
・カンヌ映画祭で最高賞・パルムドールを日本人監督として21年目に受賞した。
・これに伴い、政府関係者からお祝いの言葉が来たが、是枝監督は断った。
・映画には国から助成金があり、上記コメントに対して批判が出た。
・創価学会系列の雑誌に特集は組まれたが、学会員である明確な記述はなかった。
・キャストが朝鮮スタイルである「立ち膝」をしていたため反日を疑われたが根拠としては強引すぎる。