キングダムのロケ地の横店影視城って何?秦王宮で撮影したの?
大人気漫画・キングダム。
発行部数3,600万部を超える超大作。
そして今も連載を続けておりますます記録は伸びることでしょう。
そのコミックスがいよいよ映画化されます。
そして気になるロケ地について情報を集めてみました。
中国では有名な「横店影視城」というところで撮影が行われたそうです。
横店影視城とは?
横店グループ
1975年創業の大手企業。
「映画観光業」
「電気・電子」
「化学薬品」
「新規分野」
の大企業グループの4つの主要な産業となっています。
60社以上の子会社、200社以上の生産会社、3社の上場企業を有しています。
映画観光業というところに目をつけたのがすごいですねぇ。
日本でいえば映画村のようなところでしょうか。
ではこの会社が作った影視城について着目しましょう。
横店影視城
中華人民共和国浙江省金華市東陽市横店鎮に位置します。
电视→映画
城市→都市
の意味なので、横店グループの「映画都市」といった意味でしょうかねぇ。
所在地ですが上海よりちょっと南です。
概要は?
世界最大の映画スタジオ。
上記で説明した横店集団(中国語版)の浙江横店影視城有限公司(公司は中国語で「会社」の意味)が所有し、運営しています。
ハリウッドならぬ「チャイナウッド」とも称されます。
1996年にオープン。元々は歴史的ヒット映画「阿片戦争」の撮影のために作られました。
最近では円明新園の再現建築物が新たに追加されました。
大体の沿革はこんな感じ。
1996年:「阿片戦争」を撮影するために建設。
1997年:「始皇帝暗殺」で増設。
1998年:香港ストリートなどを増設。
累計投資金額300億元(5,100億円。以下、1元=17円換算。)
秦王宮について
キングダムの政は後の始皇帝です。
その中で1997年に始皇帝暗殺のため皇帝宮である
秦王宮が建設されています。
今回の映画化でもきっと使われているはずです。
11万平方キロメートル、27の宮殿。
そして長さ2289m、18mの高さを誇る壁もあります。
その規模はまさに秦の巨大さを見事に再現しています。
あまりにも精巧な作りで設計だけで4年もの月日を要しています。
規模も中国らしく桁違いに大きいですが。
入れるの?
入れます。
価格を百度(中国のGoogleみたいなもん)で検索したところ480元(8,160円ほど)
で入れるようです。
映画の都市らしく、スタジオを使ってのアトラクションもたくさんあるようです。
(イメージUSJに近いでしょうかねぇ。)
まとめ
1.キングダムの撮影は浙江省の横店影視城で行われた。
2.ここは映画で有名で中国のハリウッドと呼ばれている。
3.5,000億円以上が投資されて様々な歴史的な建造物が再現してある。
4.秦王宮は秦をイメージしてありキングダムもここで撮影されたと考えられる。