賢者の石を守る三頭犬の名前はフラッフィー?犬種はケルベロス?
「ハリー・ポッターと賢者の石」では、ハリーたちが石を守るためのさまざまな仕掛けに挑みます。
石が保管されているで最初に立ちはだかっるのは、巨大な三頭犬でした。
今日はその三頭犬について解説します。
三頭犬の名前はフラッフィー
ハリーたちは賢者の石の守りとして三頭犬を設置したハグリッドから色々な情報を聞き出しました。
フラッフィーは一つの体に3つの頭がある三頭犬で、ギリシャ人から買ったとハグリッドは言っていました。
なだめられるのはハグリッドとダンブルドアの2人だけのようです。
賢者の石を守る側のスネイプが噛まれているので、飼い主だから言うことを聞く動物というわけではなさそうですね。
弱点は音楽を聞くと眠ってしまうことです。
名前のfluffyは「軽くて柔らかでふわふわした」という意味。ハグリッドのセンスを感じる命名ですね。
出典:http://mementmori-art.com/archives/19157035.html
犬種はケルベロス?
フラッフィーのモデルになったのはケルベロスです。
ケルベロスはギリシャ神話に登場する冥界(死者の世界)の番犬で
一般的に「三つの頭を持つ獰猛な犬」として描かれます。
死者の霊が冥界へ来た場合はそのまま通し、冥界から脱走しようとする者は捕まえて食べてしまうといわれています。
生きている者であっても同じ目にあうのですが、英雄オルフェウスはハープを奏でてケルベロスを眠らせ、冥界へ入りました。
つまりフラッフィーは、英雄オルフェウスのハープで眠らされたケルベロスをモチーフにしたキャラクターなのです。
ちなみにハリーたちは、映画ではハープ、原作ではハグリッドから贈られた横笛でフラッフィーを眠らせ、その場を通過することができました。
フラッフィーのその後は?
フラッフィーのその後の消息はわかりません。
「ハリー・ポッターと秘密の部屋」「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」に名前が出てくるのみです。
まとめ
賢者の石を守る三頭犬の名前はフラッフィーです。
ギリシャ神話のケルベロスがモチーフの冥界の番犬ですが、音楽を聴くと眠ってしまうのが弱点。
恐らく欧米ではギリシャ神話は大変親しまれているはずですから、だれでもフラッフィーを眠らせて賢者の石に近づけてしまうのかもしれません。