「名探偵コナン」工藤新一と「まじっく快斗」黒羽快斗!最初の出会いは?
週刊少年サンデーに連載中の大人気漫画『名探偵コナン』。
ここ数年は特に毎年劇場版映画の人気が高まっており、2018年の「ゼロの執行人」では興行収入が90億を超えるなど絶好調ですね!
2019年の劇場版映画には2015年の「名探偵コナン 業火の向日葵」以来4年ぶりに怪盗キッドが登場します。
今日は改めて「名探偵コナン」工藤新一と「まじっく快斗」黒羽快斗、二人の関係がいつから始まったのかをおさらいしましょう^ ^
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— コミックナタリー (@comic_natalie) 2019年3月13日
2人の最初の対決は?
実は2人が初めて対決したのは、「工藤新一vs怪盗キッド」としてでした。
江戸川コナンと怪盗キッド、じゃないんです。それより前のことなんです!
アニメ第219話 集められた名探偵!名探偵コナンVS怪盗キッド!という2時間スペシャルの冒頭部分で見ることができます。
ココから先はネタバレがありますのでご注意ください。
初対決のあらすじ
あらすじ(工藤新一vs怪盗キッド部分のみ)
工藤新一が高校生探偵として活躍していた頃。
怪盗キッドは、近々移築予定と噂の駅前にある大きな時計台を盗む予告状を出す。
時計台の短針に宝石が埋め込まれているため、警察はそれを狙った犯行だと考える。快斗は警官に変装して潜入するが、刑事に免許証番号を聞かれて答えてしまい、怪盗キッドであることがばれてしまう。
その質問をした刑事は、警視庁から応援に来た高校生探偵工藤新一から助言を受けていた。新一は警官達に次々と的確な指示を出していき、キッドを時計台の文字盤の上へ追い詰める。キッドは短針の宝石を奪うことなく文字盤に暗号を残しただけで、自ら仕掛けたトリックを利用して警察の手を逃れた。工藤新一はその様子を見てヘリコプターで退場。
あらすじだけ読むと、この最初の対決では怪盗キッドが工藤新一に負けてしまったように思えます。
しかし、実は違うんですよね~
怪盗キッドこと黒羽快斗の本当の目的は、時計台の移築を中止させることにありました。
キッドが残した暗号の答えは「コノカネノネハワタセナイ(この鐘の音は渡せない)」
そして警察が改めて現場を調査したところ、短針の宝石が模造品と判明。
時計台は市が安く買い取り、移築されることはありませんでした。
実はこの時計台、快斗が幼少の頃に青子と初めて会った場所だったのです。
青子が思い出の場所がなくなることを悲しんでいることを快斗も当然知っていました。
警察から逃れた直後、快斗は時計台の前にいる青子のもとへ。
そして初めて会った時と同じマジックで赤いバラを差し出してみせるんですよね。
好きな子の思い出とその場所を守る。それをやってのける快斗は本当にすごいですが、どこまでキザなんだぁ~!
相手のことをどの程度知った?
新一は新一で、怪盗キッドから宝石を守ったわけですから、一応勝利しています。
彼は時計の文字盤の暗号をすぐに解読しキッドの本当の目的を見抜いていました。
「そういえば目暮警部、まだ聞いていませんでしたよね、その泥棒の名前・・・。ま、いっか。」
と暗号解読に必死の警部を見て相手の名前にも興味を失っています。そのままヘリで現場をひきあげていきました。
キッドのほうは「おいおいおい!やけにさえてんじゃねえか、今日の警部。それとも誰か警部に助言している・・・?」と疑い、新一の乗るヘリが時計台に接近したことで逃走に手間取ったものの、ずっと新一のヘリに背を向けた状態。
こちらも対決した相手について知ることはありませんでした。
ちなみに原作は「まじっく快斗」の10年ぶりの新刊第 4巻「ブラックスター前編・後編」のエピソードです。
「ブラックスター」という名の漆黒の真珠をあしらったビッグジュエルを狙うキッドが、出発の直前に「思い出しちまったんだよ!スゲーヤバかった時計台のヤマ・・・」と語る回想だったというオチがついています。
そしてキッドはコナンと初めて直接対決するあの場所へとハンググライダーで飛び立っていくんです。
コナンの人気で「まじっく快斗」も盛り上げてしまおうという発想がすごいですし、その作品がメチャメチャ面白いというのがまた素晴らしいですよね。
2人が初めて直接顔を合わせるのは?
アニメ第76話 コナンVS怪盗キッド(原作は16巻 File6~9 怪盗1412号現る!)の1時間スペシャルで、二人の直接対決が初めて描かれます。
それについては、また改めてご紹介しますね。
くら寿司٩( ‘ω’ )و ٩( ‘ω’ )و ٩( ‘ω’ )و
コナンくんとキッド(*´﹃`*)
ᐠ( ᐛ )ᐟヤッタアアアアアアアアアアアア pic.twitter.com/wkbbx2O704— めぃる (@hiiragi3_22) 2019年3月17日
まとめ
・コナンとキッド、最初の対決は工藤新一と怪盗キッドとして時計台をめぐる事件だった。
・その時はお互いの名前を知らないまま事件は終わった。
・始めて顔を合わせるのは「ブラックスター」という名の漆黒の真珠をめぐる事件。