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受験生の子供にインフルエンザ薬の予防投与OK?新薬ゾフルーザは?

 

年も明けて学生の皆様は受験までいよいよカウントダウンですね。

今まで頑張ってきた実力を100%発揮できればいいのですが当日体調を崩してしまったりすると今までの苦労が水の泡になってしまいます。

そんな中で最も怖いのがインフルエンザです。受験シーズンがインフルエンザのピークでもあります。

インフルエンザにはいくつかの薬が使われていますがテスト前の予防としてあらかじめ先に使うことは出来るのでしょうか?

受験生はインフルエンザ薬の予防投与受けられる?

インフルエンザの薬には、なってしまった人にはもちろんですが「予防投与」という使い方があります。

これが適応となる人は家族の中にインフルエンザの患者がいて且つ発症した時にリスクの高い人です。(高齢者や呼吸器疾患をもつ人など)

また予防として投与する際には健康保険を使うことが出来ません。(普通の方であれば3割で済むところが10割。つまり全額を自身で払わなければいけないのです)

最初の質問に移りますが結局、受験生には予防で投与できるのか・・・

答えは残念ながら×です。今のところ受験生というだけでは医師から処方してもらうことが出来ません。

新薬「ゾフルーザ」とイナビルとの違いは?/h2>

ゾフルーザとは?

昨年に発売されたゾフルーザという薬は従来のタミフルなどとは異なった作用をもつ薬です。

簡単に言ってしまうとタミフルなどは細胞の中で
増えたウイルスを外に出さないようにするのに対してゾフルーザは細胞の中でウイルスを作らせないようにする薬です。

「イナビル」との違いは?

従来の1回完結型の薬としては吸入薬であるイナビルがありましたが
吸入するためにはある程度の吸う力や技術が求められ高齢者や子供では使いにくい部分もありました。

また粉を吸入するためにむせて薬を吐き出してしまう方も多くいました。
(実際問題として熱が高くフラフラのときに吸入するのはかなり大変です)

それに対してゾフルーザは1回飲めば終了なので高齢者や子供でも無理なく使用できます。

また従来の薬と比べて他の人にうつしてしまう期間が2日ほど短縮されるというデータもあります。

予防で「ゾフルーザ」は使える?

ゾフルーザはまだ新しい薬のため、リスクのある方に対しても予防投薬についてはデータがありません。
予防で使用する場合は従来のタミフルや吸入薬のイナビルなどを使用することになります。

まとめ

現状では受験だからといって抗インフルエンザ薬の予防投与は認められていません。

出来ることとしては手洗い、うがいを徹底し人が多数集まるところにはいかない。

どうしても行かなければいけない時はマスクの着用をしっかりする。

インフルエンザウイルスの性質として寒さと乾燥を好みます。家での勉強中もとにかく加湿器を使う、洗濯物を干すなどして加湿と暖房である程度の温度を保ちましょう。

残りわずかですが今までやってきたものを最後まで出し切れるように体調第一で頑張りましょう。

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