プレデターズで相打ちになったハンゾーがかっこいい!演じている俳優は?
シリーズ化されたプレデター。
製作されたのは映画の都であり中心地であるハリウッド。
知らない方も多いかもしれないが、ハリウッドの俳優のほとんどがアジア系以外であることをご存知だろうか。
今でこそクレイジーリッチのヒットもあり、注目を浴びつつあるが、まだまだアジア系俳優、さらには日系の俳優に焦点が当たることは珍しい。
しかし、今回は珍しくプレデターズの中でアジア系俳優がいたので、そこにスポットライトを当ててていく。
ハンゾー
ハンゾーは何者?
日本人ヤクザの殺し屋。
左手の薬指と小指がなく、体一面に刺青が彫られている。
最初は草鞋を履いていたが、ジャングルで動きにくいために裸足で行動するようになる。
無口なキャラでほとんど話さない。
初めて話した時には仲間が驚いていたほどだ。
プレデターに拉致される前は東京にいた設定になっている。
日本では数多くの人を殺し、「千年生まれるのが遅かった武士」と評される。
東京にいた頃、殺しすぎて組長に指を切り落とされた。
武器はベレッタ M92FS INOX。
最後は相打ちで倒れる
プレデターとタイマンができるほどなので、
戦闘力はプレデターズに登場する地球人の中で一番であろう。
変なイメージが氾濫するサムライだが、オガワ氏が剣道を習っていたこともあり、
プレデターとの戦闘はかなりまともなバトルとして描写されている。
後に日本刀を手に入れ、ファルコナー・プレデターと壮絶な一騎討ちを繰り広げ、相打ちではあったがプレデターの1人を倒すことに成功する。
(亡くなってしまう)
ハンゾーを演じるルイ・オガワとは?
プロフィール
俳優は台湾人・日本人のハーフであるルイ・オガワが演じている。
ルイ・オザワ・チャンチェン
生年月日:1976年10月11日(41歳)
出身:アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨークブルックリン
父親は台湾人、母親はジュエリーデザインを手がける日本人である。
オザワ自身は幼少期に日本語学校に通い、日本語を習得している。
そのため日本メディアには日本語で対応している。
また母親の実家である札幌にも度々訪れている。
特技は剣道で二段の腕前を誇り、ブラウン大学を卒業した秀才でもある。
ルイ・オザワの苦労
彼はインタビューで
「(生活費を稼ぐために)レストラン、弁護士のオフィスに勤めたこともある。
俳優の仕事に見切りをつけようと思って、カメラマン(写真)をやっていた時期もある。
それでも、オファーが来れば現場に行った。
演技をすることがどうしようもなく好きで、これしか仕事として続けられない」
と話す。
演技力そもそもより
「アジア人に回ってくる役の絶対数が少ない」
の一番大変なのだと言う。
2010年の調査ではアジア系が13..6%と全体の1/8強にすぎない。
それがそのまま映画の需要にもつながるのでどうしてもアジア系の俳優が苦戦を強いられるのも仕方ないのかもしれない。
ただ最近はアジア人キャストをメインとして
「クレイジー・リッチ!」
のヒットもあり、今後アジア人俳優の立ち位置が変わっていくかもしれない。