ゴブリンはなぜグリフィンドールの剣を欲しがるの？裏切りの理由は？

「ハリー・ポッターと死の秘宝」では、グリフィンドールの剣をめぐるさや当てが一つの見どころになっていますね。

ハリーたちの協力者となったゴブリンのグリップフックは、グリフィンドールの剣をもらい受けることに大変興味を示しました。

なぜそんなにあの剣を欲しがったのでしょうか？

金庫まで案内するゴブリン→案内する交渉の流れの記載をお願いします。

分霊箱のありかを探し出し、それを破壊し続けるハリーたち。

その旅の途中でマルフォイ邸に囚われた時、ゴブリンのグリップフックと出会います。

グリップフックと共に救出されたハリーたちは、分霊箱の一つ、ハッフルパフの金のカップがベラトリックス・レストレンジの金庫に保管されていることを知ります。

グリンゴッツ銀行の金庫破りをして、分霊箱を破壊しようとするハリーたち。

厳重なセキュリティと複雑な構造をもつグリンゴッツ銀行に潜入するには、案内役が必要です。

金庫破りが成功したらグリフィンドールの剣を渡す約束をして、ゴブリンのグリップフックに案内役を引き受けてもらいました。

ゴブリンが作ったものはゴブリンのもの

小鬼（ゴブリン）は人間とは比較にならないほど見事な技術を持ち、多くの武器・装飾品を生み出していて、それらは魔法界で価値ある品として流通しています。

グリフィンドールの剣は、ゴブリンの王、ラグヌック1世によって1000年前に鍛造されたとされています。

それをホグワーツの創始者の一人ゴドリック・グリフィンドールがお金で買い取ったのです。

人間は品物をお金で買い取れば、所有権は自分にあると考えます。

しかしゴブリンにとって品物の所有権は製作者のゴブリンにあり、人間はお金を払って借りているという考えなのです。

原作では、グリフィンドールの剣はゴブリンのラグヌック1世のものなのにゴドリック・グリフィンドールに取られた、もともとはゴブリンの財産なのだとグリップフックが話しています。

金庫内でハリーを裏切る なぜ剣を欲しがったのか？

何とかグリンゴッツ銀行に潜入したハリーたちですが、ゴブリンたちに見つかりピンチに陥ります。

すると態度を翻して自分は被害者を装い、剣を強引に奪って他のゴブリンに助けを求めました。

グリップフックにとっては、グリフィンドールの剣を手に入れることが最も大切なことであり、そのほかはどうなろうとかまわなかったのでしょう。

まとめ

ゴブリンがグリフィンドールの剣を欲しがったのは、ゴブリンが作ったものはゴブリンのもの、という考え方を持っているから。

ハリーたちを裏切った理由は、グリフィンドールの剣さえ手に入ればそれでよかったからですね。

人間とは相容れない考え方を持つゴブリンたち。