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フォレストガンプのストーリー!あらすじから結末まで知りたい!

 

名作フォレストガンプについて語ります。

私が見た中でNo.1の名作です。
今日はそのフォレストガンプのあらすじから結末までを簡単にまとめてみます。

物語はフォレスト本人が過去を回想する形で、バスを待つ人々に話しかけることで進行します。

彼は言います。
「ママが言ってた。人生はチョコレートの箱のようだって。何があるかわからない。」

回想シーン

幼少期

背骨に病気を抱えていたフォレストガンプ。
そのため足の矯正機を付ける必要があり、それが周囲からからかわれる理由の1つであった。

更に知能指数の低く、公立の小学校への入学が許されなかった。

母親はフォレストを普通の子供と同じように育てたいと考え、
小学校の校長と寝てまでフォレストガンプを小学校へ入学させる。

初めて学校へ向かう通学バスの中、矯正器をつけたフォレストガンプは浮いてしまい誰もバスの横に座らせてくれない。

そこに現れたのが心優しきヒロイン・ジェニー。

フォレストガンプは「天使のようだった」と回想している。

ある日、フォレストは同級生にいじめられ、石を投げつけられていた。
「ジェニーの走って!」 の一声に自転車で追いかける同級生を大きく引き離し、矯正機をバラバラにしながらも目にも見えないほどの走りを見せた。

フォレストの心の支えとなったジェニーと言えば、家族は母親と離婚し、性的虐待を繰り返す父だけだった。
その意味をフォレストは理解できず、ジェニーは父親に可愛がれているとフォレストは理解していた。

ある日、父親に怒鳴られるジェニーを見たフォレストは、その手を握って畑の中を走り去る。
翌日、父親の悪行が世間に発覚し、父親は警察に捕まり、ジェニーは身内に引き取られることになる。

高校時代

高校生になってもいじめられていたフォレストだが、追いかけてくる同級生の車から逃げ切り、そのままアメフトの試合中のコート内に進入してしまう。

しかし、何が好転するかわからない。フォレストガンプは選手たちより速く走り、そのことが大学のコーチの目に止まる。

試合ではいつも好成績を収め、全米代表選手に選ばれるまでになり、ケネディ大統領に面会する機会を得るが、
せっかくの話が出来るチャンスを得たのにおしっこに行きたい旨話し、大統領を呆れさせる。

ケネディ大統領が出て来たようにこれは作者が生きた時代のアメリカの歴史をなぞっていく。

軍隊編

その後、無事に大学を卒業した後、チラシを配っていたアメリカ軍に入隊した。

何に対しても熱心で従順なフォレストにとって軍隊は天職であった。

新兵訓練所行きのバスの中でエビ漁師になる夢を持つババというアフリカ系アメリカ人と知り合い、共に訓練を受ける。

訓練後、ストリップ劇場で働いていたジェニーに別れを告げベトナム戦争に出征。
戦地では河が入り組んだメコンデルタ地域を担当する第九師団に送られ、ダン中尉指揮の小隊に配属される。

ダン中尉が軍の家系で代々戦場で亡くなっており、そのことを名誉に感じているようだった。

進撃するうち、小隊は敵の待ち伏せを受け、窮地に追いやられてしまう。

フォレストは負傷した仲間を探し出し、次々と安全な場所へと運び出すが、足を失ったダン中尉を運ぶ途中で尻を撃たれてしまう。その体でもう一度ババを連れ戻すもフォレストの腕の中で息絶えてしまう。

その後、フォレストは軍病院で手当てを受ける。そこで卓球と出会うが、ここでも才能を発揮し、周りから一目置かれる。

フォレストは卓球全米チームに入るために帰国し、母親の見守る中で、戦友を救った勇敢な行為に対しジョンソン大統領より議会栄誉勲章を送られる。

しかしダン中尉は自分を救ってくれたことに全く感謝の意を表そうとしなかった。
それは戦死=名誉と考える彼なりのプライドからだった。

その後、反戦活動を行うジェニーに再会して愛を告げるが、その声はジェニーの心には届かなかった。

数年後、「ピンポン外交」の主役となり、卓球で世界大会に出場するまでになったフォレスト。

除隊後〜エビ事業

除隊後は卓球で得た資金で「ババ・ガンプ・シュリンプ」を設立し、ダン中尉とババとの約束だったエビ漁を始める。
フォレストガンプらは素人のため、来る日も来る日も不漁続き。

しかし。ある嵐の夜の漁で奇跡が起きた。翌日、港に留まった周りの漁船がすべて大破する中、フォレストの漁船だけは無事に生還した。

価格は需要と供給なので、唯一供給できるフォレストガンプらは一気に大儲けすることができた。

そこで得た資金を、ダンはフォレストの言う「りんごの会社(アップル)」へ投資し、後に同企業が上場した事で億万長者になった。
有り余るほどのお金を手に入れたフォレストは、半分をババの残した家族に分けた。

また様々なところに寄付をしたおかげで、彼はすっかり地元の名士になる。

事業成功後

たった一人の家族だった母親が病気になる。明確な描写はないが恐らくはガンだったと思われる。

フォレストガンプは孤独な日々が続いた。
そこへ突然、ジェニーが現れ、一夜を過ごす。

しかし、ジェニーはすぐに去っていった。
フォレストは何を思ったのか外へ飛び出し、アメリカを何度も横断するまでどこまでも走り続けた。

そんな彼の姿を見て、大勢の人々がフォレストの後を追うように走り始める。
いつしか彼は「平和を願って走る男」とアメリカ中の話題になるが、テレビでそれを知ったジェニーから、彼の元へ手紙が届く。

回想シーン後

バスを待っていたのはジェニーに会うためだった。
老婆に行き先が近くでバスに乗る必要がないと教えられたフォレストは全力疾走でジェニーのもとへ急ぎ、再会する。

そこにフォレストと同じ名前のジェニーの息子が帰宅し、ジェニーはフォレストとの子供であると告げる。

そう事業成功後に一夜を過ごした時にできた子供なのだ。

その後ジェニーから不治の病に罹っていることを知らされる。明確な描写はないが恐らくはエイズだったと考えられる。

フォレストたちはアラバマのフォレストの家に帰り、そこで結婚する。
そしてダン中尉もまた幸せを得ていた。アジア系の女性とめぐり合い結婚したのだ。彼はフォレストの元へ義足を付けて現れる。

そしてジェニーは亡くなり、墓前で立ち尽くすフォレストガンプ。

彼は言う。
・母親が言うように人には定めがあるのか。
・ダン中尉の言うようにただ羽のようにさまよっているのか。

その両方なんだと思う、とフォレストガンプはまとめている。

ある日の朝、息子を見送るフォレストガンプ。
足元から羽が舞い飛んでいくシーンで物語は終わる。

次なら奇跡を起こす人を求めて。

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