専業主婦は虚しい？お金に関する焦りと罪悪感をなくすための対処法は？

専業主婦は、家事や育児、場合によっては介護まで担う存在です。

専業主婦になってみるとよくわかることですが、どんなに一生懸命がんばっても、評価は家庭内だけのこと。

いくらクオリティの高い家事・育児・介護をしたところで専業主婦だから当たり前、としか思ってもらえないんです。

 

専業主婦＝恵まれてはいない

外での仕事はお金という分かりやすい形で対価が発生しますし、喜ばれたりすることもあります。

有形・無形を問わず、何かのかたちで評価がもらえます。

しかし家庭内では、たまに感謝の言葉をかけてもらえることはあっても、お金は稼げません。

こう考えると、専業主婦って評価もお金ももらえなくて、何だか虚しいですよね。

24時間365日主婦でいなくてはいけないのに、努力が必要な割には報われない仕事だといえるでしょう。

専業主婦に憧れる女性たちも少なからずいるようですが、必ずしも恵まれた境遇とは言えませんよね。

 

お金に対する焦りと罪悪感

専業主婦は、夫が稼いできたお金で生活しています。

他人のお金を使って生活している、という意識から逃れられない毎日なのです。

行動範囲が狭くなったり、自分のものを買うことに罪悪感を持ったりして息苦しくなりやすいのです。

「そんなこと気にせず使いなよ～」と言ってくれる夫がいても、自分の中でモヤモヤしませんか？

最近は特に「お金を稼げない＝生産性がない」という風潮も強くなっていますよね。

生産性がない自分に存在価値はない、と自分の存在自体に罪悪感を持つ人もいるかもしれません。

主婦には意外にうつ病の人が多いという事実も、うなずけるものがあります。

 

焦りと罪悪感への対処

専業主婦でいることの焦りと罪悪感から逃れるには二つの方法があります。

感謝の言葉やプラスの評価をもらう

一つめの方法は、感謝の言葉や、他人から自分の家事・育児・介護のプラスの評価をもらうことです。

そのためにはまず、自分から家族への毎日の感謝の気持ちを伝えてみましょう。

また、SNSやブログなどを通じて自分がどのように家事・育児・介護を行っているか、情報発信しましょう。

返ってくる反応の中に、あなたが嬉しくなるような言葉があるかもしれません。

自分でお金を稼ぐ

二つめの方法は、少額でも自分でお金を稼ぐ経験を積むことです。

例えば一般事務に必要なスキルを身につけることは、専業主婦にも可能です。

時間が自由に使えるなら、むしろ社会人よりもスキルの習得には有利といえます。

自分で学ぶ自信のない人は、ハローワークに行ってみましょう。

あなたのこれまでの経験から何を生かして仕事につなげられるか一緒に考えてもらえます。

マザーズハローワークなら子供を連れていくことができますし、研修や相談の間は無料で子どもを預かってくれますよ。

自宅にPCがありエクセルやワードなどを利用できれば、例えばクラウドワークス等のサービスに登録し、お金を稼ぐことができます。

また、最近は忙しい共働き世代や余裕のある独身者などが家事を外注化することが普通になっています。

家事サービスは短い時間でお金を稼ぐことができますし、ニーズもあり、実は時給も高いのです。

これまで培ってきた専業主婦としてのスキルを利用してお金を稼ぐことができるのは、嬉しいですよね。

 

まとめ

結局専業主婦が求めているのは、自分自身が認められる場所がほしい！ということです。

家族からの感謝の言葉や他人からの評価があれば社会に出て働かなくても充分に満足できる毎日になるかもしれません。

社会に出てお金が稼げれば、それが自分を満足させてくれるかもしれません。

専業主婦であることの虚しさやお金の問題に関する焦りは、自分が認められる場所を見つけることで解決できるはず。

とにかく最初の一歩を踏み出してみましょう！