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NHKマネーワールドで孫正義の発言が炎上?他の登壇者から批判を浴びた?

2018/12/14
 

NHKマネーワールドが話題になっています。
資本主義の岐路と呼ばれる現代。
キャッシュレス化やAIの登場により経済の仕組みが大きく変わろうとしています。

番組ではその業界のトップをひた走る経営者にインタビューして、
今後の資本主義がどうなるのか?どうあるべきか?を議論する内容となってます。

資本家代表として孫正義氏が登場

AIによって仕事がなるなる

参照:https://www.sbbit.jp/article/cont1/33774
取り上げられた話題はAI(人工知能)です。
昨今、安定企業の代名詞だった銀行が人員削減を始めたことで仕事のあり方が大きく変わろうとしています。

製造業に代表される以前は「決まりきったことを正確に迅速に行うこと」が美徳とされていましたが、
このような業務がAIに取って代わられる可能性が一番高い業務だからです。

孫正義氏の見解

孫正義氏は
「常に進化していく世の中を哀しいと思うか、楽しいと思うか、チャンス到来と思うかで、結果は全然違うんだろうと思う」
「それは一人の人間にとってもそうだし、会社にとってもそうだし、大きく言えば国家にとってもそうだろうと」
と述べています。

これに対して批判が集中します。

登壇者の孫正義氏への批判

新井 紀子氏を始め一斉に孫氏への批判を展開します。

「資本主義の中でメリットを感じているのはお金が積み上がっていく資本家なわけです」
→資本家だけが得している。

「孫さんは資本家なわけで、その資本家が実際に仕事を奪われる人に対して、『それは気持ちの持ちようだ』とか『もっと気持ちを明るく持て』いうのは無責任だと思う」
→もっと労働者を労われ

といった感じで。

孫さんをフルボッコにします。

技術は労働者を減らす

自動改札機の例

参照:http://www.seizando.co.jp
現代の10代で都心に住む人には馴染みがないかもしれませんが、つい10年ほど前ではある程度の規模を持つ地方都市でも鉄道の駅に改札係の人間が立っていました。

改札を潜る度に切符を切り、購入の有無を人力で確認していました。
しかし、ご存知の通り首都圏ではほぼ100%が自動改札となっており、改札係としての人間は姿を消しました。

これによって改札係単独の仕事は”失業”したことになります。

人は不便に戻れない

それによって仕事がなくなったわけですが、人々の生活は便利になりました。

自動改札機の台数によっては行列することもありますが、人力でやっている頃より遥かに待たされる時間が少なくなっています。

おそらく失業問題を理由に人間を切符係に戻すようなことがあれば待ち時間の増加から多くの人が怒ることになるでしょう。
このように人は不便な生活に戻ることはできません。

資本家を批判しても何も変わらない

資本家といったお金持ちを批判というか嫉妬したくなる気持ちはわからなくはないですが、
孫さんを論破したところで、仮に破滅に追い込んでも別の誰かが孫さんの位置に取って代わるだけです。

であれば日本人の孫さんにわずかながら世界から日本への蜘蛛の糸をたらすべきでしょう。

資本家VS労働者というより時代の流れといった方が正確です。

資本主義は対立ではなく、時代の流れである

AIは代表例でしかなく、AIが導入して仕事が入れ替わった後もまた別の技術で仕事はなくなったり創造されたりするでしょう。

そこで「仕事がなくなるかも!」という危機感より、「新しい技術を学ぶチャンスだ!」
と切り替えるべきです。

恐らく多くの仕事がAIに取って替わられる=自分の価値がなくなる
と思う人が多いのだと思います。

時代の流れは不可避なのだから切り替えるべきですし、切り替えるでしょう。

まとめ

1.NHKマネーワールドはこれからの新・資本主義を問う番組である。
2.今回は資本家代表で孫正義氏が登壇し、持論を展開して登壇者から「成功者の論理だ」と批判を受ける。
3.資本主義の発展は時代の流れであり、資本家VS労働者の対立ではない。
4.改札係→自動改札機になったように仕事は次々と入れ替わっていく。
5.我々ができるのは新しい流れにそって学習することである。

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