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RIZINでメイウェザーと那須川天心が戦う理由は?ギャラについても

2019/01/01
 

11月5日発表がされました。
大晦日12月31日にフロイド・メイウェザーが那須川天心と対戦するそうです。

世界のスポーツ長者番付で世界一位を取りファイトマネーが100億円/試合を越すメイウェザーが極東の日本で戦う理由はなぜなのでしょうか。

その内容に迫ってみます。

フロイド・メイウェザー

プロフィール

誕生日:1977年2月24日(41歳)
階級:スーパーフェザー級 – スーパーウェルター級
身長:173cm
リーチ:183cm
国籍:アメリカ
戦績:50戦50勝27KO

アトランタオリンピック銅メダリストからプロ入り。
全勝で当時史上4人目となる5階級制覇を達成。

ニックネームは”マネー”

ボクシングではニックネームをつけることがあります。

メイウェザーも最初は見た目の可愛らしさから「プリティボーイ」の愛称で親しまれていました。

転機となるのはオスカー・デラホーヤ戦から。
デラホーヤは当時ボクシングのスーパースターでしたが、それにメイウェザーが挑戦し勝利を収めました。
勝負の世界では勝者が敗者の人気を総取りすることがあり、この試合での勝利でメイウェザーのファイトマネーが一気に高騰しました。

元々ファイトマネーの交渉には人一倍うるさいとの評判でしたが、これにより更に拍車がかかりました。
ついにはマニー・パッキャオ戦で100億円を越すファイトマネーをゲット!

異種格闘技戦となったコナー・マクレガーとの試合でも同等かそれ以上のファイトマネーを獲得しました。

試合自体は面白くない

類まれなスピードとディフェンス技術が特徴。
そのセンスによってボクシングでは高齢となる40歳まで世界の第一線で活躍してきました。

反面、試合自体はあまり面白いとは言えません。
体重を増やして階級を上げてからは相対的にパワーが落ち、対戦相手のパワーが上昇するため
ディフェンスにより特化。

”タッチボクシング”とすら呼ばれます。

そのため50戦50勝27KOですが、直近10試合では10勝2KOにすぎません。

しかも1つはよそ見をした相手をKO、もう1つはボクシング選手ではないマクレガーでした。

戦う理由

日本市場開拓のため?

・自身の会社Mayweather Holdings
・亀田興毅・大毅・和毅らが所属する協栄ジム
・芸能事務所LIBELA

共同で新会社「TMT(The Money Team)Tokyo」を設立し、
日本におけるボクシング関連をはじめとするエンターテインメント、高級自動車販売など、幅広くビジネス展開することを発表しています。

同じくマニー・パッキャオも日本でジムを設立しており、日本市場のポテンシャルを評価しています。

カジノを見越しての興行か?

現在審議されているカジノ法案。
これが認められれば格闘技市場が一気に盛り上がる可能性が高いです。

メイウェザーがよく戦っていたマディソン・スクエア・ガーデンという会場もカジノでは有名ですし、
カジノの興行の1つとしてボクシング興行は切っても切れない関係です。

村田諒太選手もカジノで有名なマカオで戦っていました。

ギャンブルの対象となれば選手のファイトマネーも一気に高騰します。
同じくギャンブルの対象である競馬の騎手の平均年収は4,000万円に迫るほどです。

ギャラは10億円!

メイウェザーのファイトマネーは100億円を超えるほど高騰していますが、RIZIN側にそんなギャラを払う余裕はないでしょう。

昨年のバンタム級トーナメントでの優勝賞金は2,000万円なので払えても数億円が精一杯でしょう。

どちらかといえば日本市場での認知が目的、
またアメリカでメイウェザーの試合の放映権の販売を考えても数億円が精一杯かと思われます。

そして試合直前にメイウェザーがギャラをついに明かします。

900万ドル(10億円)
ともことです。

10億円の数字がボクシング業界の中でも巨額です。

メイウェザーを除いて10億円/試合を超すのは
パッキャオ
カネロ・アルバレス
ということでフィリピン、メキシコの英雄くらいなものです。

ボクシング人気国のトップ選手のファイトマネーを
3R9分間のエキシビジョンマッチで稼ぐメイウェザーはさすがですねぇ。

まとめ

1.2018年大晦日にメイウェザーが那須川天心と対戦。
2.戦う理由は日本市場開拓のため。RIZINにメイウェザーのファイトマネーを払う余裕はない。
3.カジノ法案を見越しての進出の可能性もある。

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