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愛田武社長の遺産は子供(長男)が受け継ぐの?総資産はいくらある?

2018/12/31
 

ホストブームの火付け役である愛田社長が2018年10月25日に亡くなりました。

ホストクラブは日本以外では類をみません。
そんなホストを一大産業にした愛田社長の功績は素晴らしいものがあります。

今日はそんな一大で財を築いた愛田社長の経歴とその財産は誰が受け取るのかスポットライトを当てていきます。

愛田社長の経歴

ホスト以前

愛田社長は新潟県で9人兄弟の6番目として誕生しました。

さすが子沢山の時代ですぇ。

この当時は多かったのか同じ町の名家に養子に出されます。

しかし、その家の家業である農業が合わなかった様子。

上京してフランスベットの営業職に就きます。

そこで奮起したのか生来の商売人の才能か全国250店で営業成績No.1になります。

そして26歳の時に防犯器具会社を設立するも2年もしないうちに倒産します。
どうやら営業と経営は違う才能が必要なようです。

しかし、これもまた商売人の性がすぐにかつら会社を設立するなど持ち前のバイタリティを発揮します。

ホストへ

そして28歳にホストクラブへ入店します。この時1968年。

この時代、ホストは黎明期にあり1965年に日本で初めてのホストクラブが誕生したばかりでした。

ホストクラブは現代でも競争が激しく生き残りが難しいと言われていますが、
黎明期はもっと劣悪な環境下でホストで生計を立てていけるのはごく少数でした。

ホストも営業職。才能があったのでしょう。

愛田社長はめきめきと実績を上げ、翌年他のホストクラブへ引き抜かれます。

そしてそのホストクラブから日本最大のホストクラブへ移籍、1年もしないうちに今度は自分で独立します。

ホストクラブ経営へ

1971年にクラブ「愛」、1972年に「ニュー愛」をオープンさせ規模をどんどん加速させていきます。

全盛期はなんといっても2000年代前半でしょう。
ホストクラブ時代が今よりさらにイメージが悪かった頃、愛田社長はホストクラブのイメージ向上に尽力し、
城咲仁を始め、多くの有名なホストを輩出しました。

テレビにもホストが出演するようになりました。

愛田社長も大きな収益をあげ、マンションや高級車に乗り、非常に優雅な生活を送っていました。

そして2018年10月25日に亡くなりました。

ざっくり言うとそんな経歴です。

そんな一大で財を築いた愛田社長。遺産は誰が受け取るのでしょうか。

遺産は誰が受け取る?

年商27億円!

2000年代に入り、最盛期を迎えた愛田社長。
歌舞伎町に5店舗を構えホスト300人を抱える一大勢力となります。

最盛期には年商27億円もあったそうです。

傾いた経営

そんな豪腕の愛田社長も寄る年波には敵いませんでした。
脳梗塞で3度も倒れ、経営する愛田観光が経営できなくなります。

そこで実権を握ったのが長女でした。

しかし、カリスマ的なオーナー社長の後を継ぐ器ではなかったので、経営は傾き始めます。
一説にはホストに手を出していたそうです。

6年間で1億3000万円の所得隠しを国税局から指摘されましたが、それもホストに手を出したが発端と言われています。

そんな長女を見て愛田さんは刑事告訴も辞さない話をしていたそうです。

財産は築くのは難しいですが、なくすのは簡単です。

晩年、愛田社長はほとんどの財産をなくし老人ホームの支払いにも苦慮されたそうです。

入居費用9万円の老人介護施設で、年金でどうにかやりくりしているそうです。
一斉を風靡したカリスマ社長からは想像できませんねぇ。

経営を継いだ長女に血の繋がりはない?

「長女」の名前は磨里氏。

といっても、武氏と磨里氏との間に血縁関係はないそうです。

武氏は84年に現在の妻・朱美氏と再婚しており、磨里氏は朱美氏の連れ子。

血を分けた長男の孝氏もしくは次男の元はじめ氏が、後を継ぐものだと周囲は見ていました。
しかし、「愛」を運営する愛田観光の社長に就任したのは磨里氏だったそうです。

遺産は誰に?

愛田社長には再婚した奥様がおります。
そして最初の妻(既に逝去)との間に1人。

そして別の女性との間に子供が2人(それぞれ母親が違う)

そして後を継いだ長女がいるので少なくても4人の子供がいます。

法律的に考えると
妻に財産の1/2
子供たちが残りの財産の1/2を分け合うといった感じです。
→子供が4人なら1/8ずつが相続する権利があります。

愛田社長に遺言があれば最大3/4を妻が相続することができます。
(遺留分の関係)

しかし、上記のように資産の大半を失っている状況ですからほとんど相続する財産はない可能性もあります。

ただ遺産がマイナスであっても相続放棄することはできますねぇ。

ちなみに長女は妻の連れ子のため相続権はありません。
財産を相続するには養子縁組をする必要があります。

しかし、1/2を相続した妻の財産は将来は長女に行くのでそれほど問題はないのかもしれません。

まとめ

1.愛田社長は新潟出身で養子に出された家の家業に反発して上京した。
2.東京で抜群の営業成績を上げて様々な会社を設立した。
3.自身もホストとして活躍してからホストクラブを設立し、2000年代前半に絶頂期を迎えた。
4.晩年は体調を崩し、後を継いだ長女によって経営は傾きほぼ財産はなかった。
5.資産は妻が1/2、残り1/2を子供たちが相続する権利がある。遺言があれば3/4を妻が相続できる。

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