ハムナプトラの黒い人喰い虫が気持ち悪い!グロいしトラウマになる?
大ヒットとなったハムナプトラシリーズ。
ハムナプトラ1・ハムナプトラ2ともに主人公リックと古代エジプトの長い眠りから復活したイムホテップの話は観客を楽しませてくれる作品でした。
低予算で作られて期待値もそこまで高くなかったことから更に話題を呼びました。
映画の特徴的なシーンとしては生きたままミイラになる「ホムダイ」と並んで、
無数の黒い人喰い虫が襲いかかるシーンがインパクトが大きかったのではないでしょうか。
今回はこの虫の正体に迫りたいと思います!
黒い人喰い虫の名前は?
この無数の集団が人を襲うシーンでトラウマになった人も多かったのでは?
この虫の名前は「スカラベ」という虫である。
実は日本でも大変おなじみの虫だった。
スカラベの正体は?
スカラベは日本でもおなじみの虫?
フンコロガシと同じ糞虫の一種である。
そしてハムナプトラに登場ということで、古代エジプト語でもある。
古代エジプトでは糞塊を転がして球体を作るスカラベを神秘的なものと考えていた。
その球体を太陽に見立て、スカラベを太陽の運行を司る神である太陽神ケプリとして扱った。
実際に太陽神ケプリは頭部はスカラベ、それ以外は人間という異様な形状をしている。
参照:http://www.moonover.jp/bekkan/god/khepri.htm
発想が何とも面白い。
糞→球体→太陽→神秘的・・・・。
と思考が飛躍している気もしないでもないが、
古代エジプトでは球体を作る虫は神にみなすだけの意味があったのだろう。
実際に糞虫によって地中に埋められた糞に種子が入り
植物の発芽率が上昇することから役に立つ生物だったことも影響しているのかもしれない。
実際に人を食べるのか?
本作では大型の生き物へ集団で襲い捕食しているが、実際には食べない。
もちろんハエやハチの一種には死肉や虫の幼虫を食べるものは確かに存在する。
しかし、本作のように攻撃的なものは存在しない。
一種クワガタをイメージとスカラベに取り入れた架空の「スカラベ」である。
上の動画でも「Scarab Beetles」とあり、クワガタの要素を取り入れてることがわかる。
主食は名前通り糞である。
ツノで糞を掘り返してある程度大きくなったら丸めて巣に持ち帰って食料としている。
まとめ
1.ハムナプトラの黒い虫の正体はスカラベ
2.スカラベは糞虫の一種でフンコロガシの仲間である。
3.スカラベは古代エジプトで尊いものとして扱われていた。
4.実際には映画のように凶暴ではない。