フォレストガンプは知的障害者だけど天才？発達障害も持っている？

1994年に上映されて大ヒットを記録したフォレスト・ガンプ。

アカデミー賞では最多６部門を受賞し、今も多くの人を魅了し続けています。
なんといってもフォレスト・ガンプのシンデレラストーリーは見るものの心を打ちます。

背骨が曲がり歩き方がおかしい故に差別された主人公。
そして知的障害のため小学校入学を拒否されたりとつらい日々を送ってきました。

しかし、その後、戦争や事業で活躍した主人公が富をえます。
そう考えた時に「本当にフォレスト・ガンプは知的障害者だったのか？」という疑問が出てきます。

今日はそんなフォレスト・ガンプの病気に焦点を当てていきます。

フォレスト・ガンプはIQ75ってどうなの？

フォレスト・ガンプは知的障害者？

IQ100が標準とされています。

フォレスト・ガンプは冒頭の診断でIQ75と診断されています。

日本ではIQ70~75で療養手帳が渡され知的障害があると認定されます。

IQ＝頭の良さなのでしょうか。

IQと頭の良さの関係

IQが低い＝頭が悪いと思うかもしれませんが、必ずしもそうではありません。

例えばユダヤ人を例に挙げましょう。
世界の人口の0.2%しかいないユダヤ人はノーベル賞受賞者の22%を占めます。

個人ではなく、集団の話ですが、IQ＝頭の良さでないことはおわかりいただけることでしょう。

フォレスト・ガンプは発達障害である

具体的な症状が当てはまる

個人的な見解ですが、フォレスト・ガンプは発達障害だっと考えいます。

具体的な症状である
・落ち着きがない
・思ったことを口にしてしまう
・目的のない行動をしてしまう
といった点がまさにフォレスト・ガンプに当てはまるからです。

確かに話し方から行動を考えると知的水準が低い様子を感じさせる部分もありますが、
具体的な行動だけ考えるとそこまで低いとは言えません。

話し方、動き方だけです。

故に上記のIQテストも単純に発達障害の症状から集中できずに低いスコアになってしまったと考えるのが自然でしょう。

サヴァン症候群”天才症”の可能性も？

発達障害の中には一部天才的な才能を発揮する人もいます。

・特定の年月日の曜日を瞬時に言い当てる。
・絵で見たものを一瞬で記憶し複写できる。
・難しい計算を暗算ですぐできる
といった人々です。

そういった人々はその能力の故、反対に他で注意力散漫だったりするので”障害”と見なされる可能性があるのです。

しかし、フォレスト・ガンプは類い稀な運動能力を誇りましたが、他に特定の能力は発揮していないため
サヴァン症候群ではなかったと考えられます。

まとめ

1.フォレスト・ガンプのIQ75しかなく、日本の基準であれば軽度知的障害の部類に入る。
2.フォレスト・ガンプは落ち着きがなく、思ったことを口にするため発達障害の可能性がある。
3.発達障害のためIQテストに集中できず、知的障害ではない可能性がある。
4.発達障害には天才的な能力を発揮するサヴァン症候群の人もいるがフォレスト・ガンプには当てはまらない。