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ドラコの母親がハリーは死んだと嘘ついた理由は?結局はハリーの味方?

2018/12/12
 

「ハリー・ポッターと死の秘宝」で、禁じられた森に赴いたハリーはヴォルデモートから死の呪いを浴びせられます。

地面に横たわり動かなくなっているハリー。

彼が生きているのかどうか確かめたのは、ナルシッサ・マルフォイでした。

彼女が「死んだ」と告げたハリーは、実は生きていました

彼女はなぜ嘘をついたのでしょうか。

ハリーは死んだ?

ヴォルデモートの死の呪いを浴びた時、ハリーの中のヴォルデモートの魂だけが亡くなり、ハリーの魂は現実の世界に戻ってきたのです。

ナルシッサは、ハリーの様子ががヴォルデモートたちから見えないように座り込み「生きているの?ドラコは生きているの?」と囁きます。

ハリーが頷いたことを確かめたナルシッサは、ハリーが「死んだ」と嘘をつきます。

ドラコ・マルフォイを探して生きているか確認するには、ヴォルデモート卿らが勝利軍としてホグワーツ城に向かうしかないと考えたからでしょう。

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ドラコの母親はどちらの味方でもない

戦いの最中にホグワーツから去っている

結局ナルシッサにとって大切なのは息子ドラコと夫ルシウスなのです。

映画ではホグワーツでの最後の戦いが始まるのを背にしてマルフォイ一家が三人で城を後にします。

三人にとっては、どちらが勝とうと関係ないわけですね。

息子と夫がヴェルデモートへの忠誠心を失っている

ナルシッサの夫ルシウスは、ヴォルデモートの命によりハリーに関する予言を手に入れようとしますが、失敗します。

戦いで予言は壊れ、逮捕されたルシウスはアズカバンで服役しました。

翌年ヴォルデモートは牢獄を破って死喰い人たちを助けますが、言を奪い損ねたルシウスを冷遇し、ドラコにダンブルドアを殺すよう命じました。

ドラコがもしその命令を遂行できない場合にはマルフォイを処分する口実になります。

しかしルシウスへの扱いや明らかにドラコには荷が重すぎる命令などで、マルフォイ一家のヴォルデモートへの忠誠心は失われました。

結局はヴォルデモート存命の間に戦いの場から去り、死喰い人であることを辞めました。

ハリーの味方にはなりませんでしたが、最後の最後に敵であることを辞めたのは確かですね。

まとめ

ドラコの母親ナルシッサが、ハリーは「死んだ」と嘘をついた理由は、ドラコを探し出すチャンスを作りたかったからでした。

ハリーたちの敵であることをやめ、家族そろって戦いの場を離れることを選んだのです。

自分たちの立場を守ることを優先してその時々で立ち位置を変えるマルフォイ一家は、たくましく戦いを生き延びたといえるのではないでしょうか。

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