ナウシカの肩に乗るキツネリスのテトが噛む理由は?名前の由来は何?
ジブリといえば主人公に懐く小動物も印象深いところ。
魔女の宅急便でいえばキキが、
そして風の谷のナウシカではテトが印象深いですねぇ。
今日はそんなテトについて掘り下げていきましょう。
テトとは?
キツネリスの動物の名前です。
キツネリスとジブリ作品の関わりは深いようで天空の城ラピュタにおいて、
ラピュタ本体の空中庭園に行ってからロボットの周りキツネリスが遊びまわっている描写もあり、
ジブリ公認のキャラクターのようです。
人間には懐かないようで後述するようにナウシカに対して初対面ではかなり攻撃的な性格をしていました。
このような描写から人に対する免疫はあまりない野生の動物のようです。
噛まれた理由
ナウシカがテトに指を噛ませ
「怖くないでしょう。」という名言が飛びたしています。
噛まれる(噛ませる)までテトは警戒心むき出しだったにも関わらず、
落ち着いて噛ませっぱなしにしていた事からも明らかと言えます。
攻撃的な動物は自分に対して「攻撃されるのではないか?」というカウンターでもあるので、
血が出るほど噛んでおいて攻撃してこないナウシカを見て「信頼できる」と思ったのでしょう。
ナウシカもこれに気づいているようで、敢えてそうしたフシがあります。
名前の由来について
探す限り由来はないようです。
ネットで探すとナウシカ登場前は
テト=ベトナムの正月
つまりベトナム戦争にまつわることを指していたようです。
火の7日間=ベトナム戦争
を指していたとも考えにくく、上記、ベトナム語を指す可能性は限りなく低そうです。
漫画でも初対面で「テト」って名付けていましたしねぇ。
ただナウシカの登場人物は地名や神話等に由来する物が多いので何かしらの由来はあるかもしれません。
テトは原作の最後で死ぬ
そして悲しいことにテトは原作である漫画では死んでしまいます。
実は風の谷のナウシカ。
原作である漫画7巻のうち序盤の2巻が映画化となっています。
つまりあれだけの大作が実は序盤の前半戦にすぎないことが驚きです。
詳しくは書きませんが、巨神兵がナウシカのことを
「ママ」
と呼んだりと映画を見ただけでは想像つかないような展開になっており、
映画がハマった人は漫画を見て損することはないでしょう。
まとめ
1.テトはナウシカの肩に乗るキツネリスの動物である。
2.本来は人間に懐かず、ナウシカに対しても初対面ではかなり攻撃的な性格をしていた。
3.ナウシカはそれを見越してわざと噛ませて攻撃する意思がないところを見せて信頼を構築した。
4.名前の由来はなく、原作においても初対面で「テト」と名付けている。